こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

知事にも地方色が出るのかどうか、しばらくの間、47都道府県の県知事について調査、まとめています。

知事には、官選と公選の2種類ありますが、公選だけだとヒトケタしかいない都道府県があるので、明治以降の官選知事も含めています。

なぜなら、官選とはいえ、住民との関係は生まれますし、明治以降の政治動向により、都道府県はそれらの政策に組み込まれていったと考えるためです。

今回は埼玉県です。

映画『翔んで埼玉』が大ヒットしましたが、自虐なのか、日本中で最も埼玉県人が見ているようです。

埼玉県知事としたのは、官選と公選知事で、生年月日が判明している人たちです。

これまでに46人が知事となっているのですが、生年月日がわからない知事が7人います。

対象となったのは、以下の歴代知事39人です。

※敬称略

関外余男

宮脇倫

白根多助

野村盛秀

吉田清英

銀林綱男

千家尊福

山田春三

萩原汎愛

久保田貫一

木下周一

小松原英太郎

宗像政

正親町実正

大久保利武

島田剛太郎

昌谷彰

添田敬一郎

野手耐

岡田忠彦

白根竹介

宮脇梅吉

細川長平

斎藤守圀

丹羽七郎

山中恒三

斎藤樹

広瀬久忠

川西實三

飯沼一省

大津敏男

西村実造

福本柳一

数藤鉄臣

栗原浩

大沢雄一

畑和

土屋義彦

上田清司

 埼玉の県民性や歴史を研究している方のアドバイスをいただきたいです。

本命星は行動をあらわしていますが、七赤金星生まれが最も多い結果となりました。  

七赤金星は、精錬された金属をあらわし、金運や財運を意味しています。

生涯お金には困らない人が多いのが、七赤金星生まれなのですが、自己顕示欲が強く、目立ちたがり屋という資質をもっているので、負けず嫌いな人も多いのです。

そのため、派手にお金を使うことがあります。

夢大きく、実行力に欠けるのが七赤金星生まれの傾向といえるでしょう。

七赤金星生まれの知事は、次の通りです。

※敬称略

野村盛秀

吉田清英

島田剛太郎

野手耐

丹羽七郎

西村実造

上田清司

月命星は精神をあらわすのですが、五黄土星と七赤金星が最も多くなっています。

月命星に五黄土星を持っている知事は、次のとおりです。

※敬称略

千家尊福

福本柳一

宮脇倫

上田清司

斎藤守圀

飯沼一省

五黄土星は、良くも悪くも影響を与える帝王の星です。

七赤金星も、人に影響を与える星なので、かなり強力な組合せですね。

月命星に七赤金星を持っている知事は、次のとおりです。

※敬称略

銀林綱男

小松原英太郎

川西實三

丹羽七郎

宮脇梅吉

畑和

七赤金星は交渉事が得意なので、ネゴシエーターであり、根回しのうまい人が多いのです。

傾斜宮は、隠れた性格、本性を表しています。

その傾斜宮は、三碧木星が最も多いという結果となりました。

傾斜宮に三碧木星を持つ人は、正義感が強く、弱いものの味方ですが、大げさに表現することがあります。

おしゃべり好きで、見たり聞いたりしたことを黙っていられないタイプが多いようです。

傾斜宮に三碧木星を持っている知事は、次のとおりです。

※敬称略

大沢雄一

大久保利武

白根竹介

山田春三

正親町実正

斎藤樹

広瀬久忠

島田剛太郎

本命星・月命星・傾斜宮の組み合わせのなかで、

本命星：四緑木星

月命星：七赤金星

傾斜宮：二黒土星

の知事が最も多く、3人いました。

この組合せには、銀林綱男、小松原英太郎、川西實三がいます。

本命星の四緑木星と月命星の七赤金星は、金剋木（金属は木を切り倒す）という相剋の関係にあります。

精神が行動を剋しているので、行動に移す前に悩み、迷うタイプです。

しかし、隠れた性格である二黒土星は、月命星の七赤金星にエネルギーを与えているため、気持ち的には固まっていることが多いのです。

今上天皇(第125代天皇)が、まったく同じ星回りです。

歴代天皇には多い組合せと言えます。

また、足利義昭や江藤新平も同じです。

九星の組合せ別の運気などに興味のある方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。

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十干十二支とは、60年で一周するというものです。

十干と十二支には、それぞれ意味があるのですが、それについては下記のブログをお読みになってください。

⇒ 十干・十二支にあらわれる性格とは？

⇒ 陰陽五行と干支

⇒ 今年の漢字は「災」60干支でみても平成は災害と事件の多い時代だった？

まずは十干からですが、丙（ひのえ）と戊（つちのえ）が多いという結果になりました。

最も少なかったのは、丁（ひのと）です。

丙、戊、丁は、どれも勢いがある様子を示しているのですが、丙と戊が陽であるのに対し、丁は陰なので、陽気で明るいタイプの人物を、埼玉県人は好むのではないでしょうか、

十二支では、子年（ねずみどし）生まれが多い結果となりました。 

これは、北海道知事と同じです。

⇒ 歴代の北海道知事を九星気学と宿曜占星術で見てみると？共通点は？

ただし、埼玉県知事は、子年だけが突出して多いのです。

子年生まれは、心配性、孤独性、裏表、内気といった注意すべき性質があるので、表面上は明るく振る舞っていても、よく考えている方が埼玉県知事になっていると言えるのかもしれません。

ちなみに、歴代の総理大臣で最も少なかったのは、巳年（へびどし）生まれです。

⇒ 九星気学と宿曜で見る歴代総理大臣とは？小泉進次郎さんはどうなる？

27の本命宿のうち、最も多かったの氐宿と角宿でした。    

氐宿は、調和と革新のような、対極にあるような概念をもっています。

いかにも政治家らしいのですが、自分の信条を固く守るタイプと言えます。

氐宿生まれの知事は、次のとおりです。

※敬称略

山田春三

広瀬久忠

宮脇倫

大久保利武

角宿は、折衝能力が高く、実務的な人物が多いとされる本命宿です。

生まれながらの社交家ですが、実は強情であり、自分の流儀を押し通そうとします。

氐宿と、似ているといえば似ている性質を持ち合わせていると言えるかもしれません。

角宿生まれの知事は、次のとおりです。

※敬称略

正親町実正

添田敬一郎

丹羽七郎

飯沼一省

氐宿も角宿も、どちらも官選知事なので、これらは現代に要求される性質ではないようです。

宿曜占星術の27の本命宿それぞれの性格や運気、相性をもっと知りたい方はこちらをご覧になってください。

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埼玉県知事は、交渉上手で社交家、しかし自分の考えは曲げない人物が選ばれているようです。

現地時の上田清司さんは、本命星が七赤金星、月命星が五黄土星、傾斜宮が七赤金星という方で、イギリスの元首相のウィリアム・ピット（小ピット）が、この星回りです。

いつも不十分だと感じ、不満を感じることが多いのですが、それをバネにして、大きな成果を上げることができるタイプなのかもしれません。

埼玉県の歴史や県政に詳しいかたがいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをお願いします。

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