こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

今年1月に急いでつくって、急いで発売した『九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人』ですが、ただいま2020年版を制作中です。

8月中に、Amazonで発売を開始する予定ですが、その前に書いておきたいことが。

『九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人』では、本命星・月命星・傾斜宮の3つの組合せについて、分類しています。

この開運ブログでも、人物の性格を読み解くときに使っていますよね。

本命星・月命星・傾斜宮の組合せは、全部で81通りあります。

そして、この組合せごとに、生年月日をもとに調べた、1,383人の歴史上の人物から、芸能人や著名人までを掲載予定です。

日本の天皇、日本の総理大臣、イギリス国王、イギリスの首相、アメリカ大統領、中国皇帝、そしてブログで紹介している著名人の皆さまなどなど、すべてではありませんが、2020年版では1,383人が掲載されます。

そして、まとめていてわかったのですが、けっこう集中している星回りと、著名人が少ない星回りとがあります。

その傾向について、書いておきますね。 

1,383人÷81通り＝17

なので、81の組合せには、それぞれ17人ずつ配されるはずなのですが、結構なばらつきがあります。

平均以上に人物名が配される星回りを運気が強いとし、逆に少ない星回りを運気が弱いとして、今回は見てみました。

ここからは、星回りを、本命星・月命星・傾斜宮の組合せを、数字で書いていきます。

「１」は一白水星

「２」は二黒土星

「３」は三碧木星

「４」は四緑木星

「５」は五黄土星

「６」は六白金星

「７」は七赤金星

「８」は八白土星

「９」は九紫火星

という具合です。

たとえば、【3－1－7】と書いたら、本命星が三碧木星、月命星が一白水星、傾斜宮が七赤金星となります。

ちなみに、この【3－1－7】という星回りには9人の人物名が並びますが、歴史上の人物は含まれず、すべてが芸能人です。

歴史上の人物がひとりもいない星回りは、81の組合せ中、【3－1－7】だけです。

一白水星では、【1－7－8】という星回りが最強のようです。

【1－1－9】13人

【1－2－4】14人

【1－3－3】23人

【1－4－2】6人

【1－5－1】17人

【1－6－9】18人

【1－7－8】30人☆

【1－8－7】22人

【1－9－6】15人

本命星が一白水星という人物は、1,383人中158人いました。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは4通りでした。

二黒土星では、【2－1－6】と【2－2－6】という星回りが最強でした。

【2－1－6】29人☆

【2－2－6】29人☆

【2－3－4】7人

【2－4－3】14人

【2－5－2】13人

【2－6－1】11人

【2－7－9】18人

【2－8－8】12人

【2－9－7】27人

本命星が二黒土星という人物は、1,383人中160人いました。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは4通りでした。

三碧木星では、【3－5－3】という星回りが最強でした。

【3－1－7】9人

【3－2－6】5人

【3－3－4】23人

【3－4－4】23人

【3－5－3】37人

【3－6－2】13人

【3－7－1】10人

【3－8－9】12人

【3－9－8】14人

本命星が三碧木星という人物は、1,383人中146人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは3通りでした。

四緑木星では、【4－7－2】という星回りが最強でした。

【4－1－8】24人

【4－2－7】9人

【4－3－6】15人

【4－4－3】7人

【4－5－4】7人

【4－6－3】24人

【4－7－2】29人☆

【4－8－1】28人

【4－9－9】16人

本命星が四緑木星という人物は、1,383人中159人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは4通りでした。

五黄土星では、【5－2－8】という星回りが最強でした。

【5－1－9】21人

【5－2－8】30人☆

【5－3－7】11人

【5－4－6】15人

【5－5－6（女性）】4人

【5－5－7（男性）】5人

【5－6－4】11人

【5－7－3】10人

【5－8－2】13人

【5－9－1】27人

本命星が五黄土星という人物は、1,383人中147人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは3通りでした。

六白金星では、【6－5－6】という星回りが最強でした。

【6－1－1】14人

【6－2－9】10人

【6－3－8】25人

【6－4－7】24人

【6－5－6】34人☆

【6－6－2】11人

【6－7－4】11人

【6－8－3】14人

【6－9－2】11人

本命星が六白金星という人物は、1,383人中154人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは3通りでした。 

七赤金星では、【7－8－4】という星回りが最強でした。

【7－1－2】15人

【7－2－1】8人

【7－3－9】16人

【7－4－8】10人

【7－5－7】18人

【7－6－6】26人

【7－7－8】27人

【7－8－4】35人☆

【7－9－3】10人

本命星が七赤金星という人物は、1,383人中165人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは4通りでした。

八白土星では、【8－2－2】という星回りが最強でした。

【8－1－3】21人

【8－2－2】25人☆

【8－3－1】15人

【8－4－9】12人

【8－5－8】21人

【8－6－7】12人

【8－7－6】9人

【8－8－7】10人

【8－9－4】18人

本命星が八白土星という人物は、1,383人中143人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは3通りでした。

九紫火星では、【9－4－1】という星回りが最強でした。

【9－1－4】18人

【9－2－3】14人

【9－3－2】23人

【9－4－1】27人☆

【9－5－9】18人

【9－6－8】20人

【9－7－7】11人

【9－8－6】9人

【9－9－1】11人

本命星が九紫火星という人物は、1,383人中151人でした。

また、平均値を超える人数が集まっている組合せは5通りでした。 

81通りの組合せのなかで、歴史上の人物や著名人が多かった組合せベスト５は、以下のとおりです。 

1. 【3－5－3】37人
2. 【7－8－4】35人
3. 【6－5－6】34人
4. 【1－7－8】【5－2－8】30人
5. 【2－1－6】【2－2－6】【4－7－2】29人

九星気学では、エネルギーの流れとして、相生と相剋という2種類の流れがあります。

相生は、流れるエネルギーによって、さらに良い性質が生かされるものであるのに対し、相剋は、エネルギーが流れると、良い性質を殺してしまうものです。

相生のエネルギーの流れは、木の性→火の性→土の性、というふうに流れるエネルギーです。

相剋のエネルギーの流れは、木の性→土の性、火の性→金の性、というふうに流れるエネルギーです。

81通りの組合せのなかには、様々なエネルギーの流れが存在しますが、そのうち相生のエネルギーの流れとなる組合せは6通りです。

• 本命星→月命星→傾斜宮
• 月命星→本命星→傾斜宮
• 傾斜宮→本命星→月命星
• 月命星→傾斜宮→本命星
• 本命星→傾斜宮→月命星
• 傾斜宮→月命星→本命星

これらは、3つがそれぞれ異なる九星で、五行のうち、3つの性を網羅している組合せとなり、運気は強いとされています。

6通りのエネルギーの流れ別に、分類してみましょう。

各組平均が17人なので、17人以下の組合せには▼をつけました。

このエネルギーの流れの組合せは3組あります。

【2－6－1】11人▼

【3－9－8】14人▼

【9－8－6】9人▼

どれも平均以下です。

理由は、考えなしに行動するからでしょう。

突発的な行動、とっさの発言が先にあり、精神、そして本心・本音へとエネルギーが流れているわけですから、自分の言動を、後から正当化するような心の動きがありそうです。

このいうタイプの人物の運気・運勢が良いとは、考えにくいですが、成功している方がいるということは、何かしら良い点があるということではないでしょうか。

全面的に良い、悪いということはなく、どんな人にも美点があります。

それは、姓名の運気であったり、宿曜占星術の運気であったり、または育った環境がもたらしたものかもしれません。

このエネルギーの流れの組合せも3組あります。

【2－9－7】27人

【7－2－1】8人▼

【9－3－2】23人

精神から行動へとエネルギーが流れているので、運気・運勢は良さそうに見えますが、【7－2－1】だけが格段に低いです。

これは、二黒土星の他力本願な意識→七赤金星の批判的な言葉→一白水星の本心を見せない、というエネルギーの流れとも取れます。

もちろん、九星それぞれの良い資質を伸ばすことができれば、歴史に名を残すような人物にもなりますし、芸能人として活躍もできるのだと思います。

このエネルギーの流れの組合せも3組あります。

【2－7－9】18人

【7－1－2】15人▼

【9－2－3】14人▼

本心・本音から行動へとエネルギーが流れ、精神が最後なので、後から理論を組み立てるグループと言えそうです。

このエネルギーの流れの組合せは4組あります。

【1－8－7】23人

【3－7－1】10人▼

【8－4－9】12人▼

【9－1－4】18人

精神・意識・理性から、本心・本音を確認し、行動に移すというグループです。

「自分が本当にやりたいかどうか」を大切にしている人、とも言い換えられますね。

このエネルギーの流れの組合せは3組あります。

【2－1－6】29人

【3－8－9】12人▼

【9－6－8】20人

行動してから、本心・本音にエネルギーが流れ、意識や理性に届くというグループです。

無意識の言動や活動から、論理的な結論を導き出しているタイプなのかもしれませんね。

このエネルギーの流れの組合せは5組あります。

【1－7－8】30人

【3－1－7】9人▼

【6－2－9】10人▼

【8－9－4】18人

【9－4－1】27人

本心・本音から、意識や理性を通過して、行動に移すグループです。

深い考えのもと、思慮深い言動になって現れるという人物像が描けそうです。

ところが、【3－1－7】と【6－2－9】は平均値をかなり下回っています。

【3－1－7】は、七赤金星の批判力が、練りに練った言葉となって出てきそうですね。

【6－2－9】は、先見性があるのに、受け身、気位が高く自分からは動かないタイプに見えます。

悪い資質が出てしまいがちな組合せ、エネルギーの流れというものが、あるのかもしれません。

はじめに書いたとおり、『九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人』の2020年版を制作中です。

今回、ブログで紹介したことについて、さらに詳しく分析して、本文中に掲載する予定です。

生方自身、これまで数字で確認してこなかったので、わずか1,383人の結果ですが、多少の驚きがあります。

五行のうち、本命星を挟んで、月命星と傾斜宮があるのは運気が強いと教わったのですが、弱そうな組合せがあったりするのです。

これは発見でした。

そんなことも交えて、『九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人』2020年版には、追記・修正を行っていきます。

8月下旬には、Amazonで発売したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

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