こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。  

2022年も今日で終わりますが、年末年始にかけて、世間を騒然とさせた事件を思い出しました。

それは、渋谷区富ヶ谷のマンションで、妻が夫をワインボトルで殴り殺し、遺体をバラバラにして新宿や渋谷の各地に遺棄するという事件でした。

さらに、捨てきれない遺体は、自宅の洋服ダンスに腐葉土を敷き詰めて処理するという事件です。

生方は、かつて代々木公園のそばに住んでいたので、とても他人事とも思えない事件でした。

夫を殺害した三橋歌織被告は、2010年に懲役15年の刑が確定しています。

三橋歌織被告は、 1974年7月29日生まれ。

本命星：八白土星

月命星：六白金星

傾斜宮：七赤金星 

三橋歌織被告は、本命星の八白土星が、月命星の六白金星、傾斜宮の七赤金星にエネルギーを与える相生の関係です。 

八白土星は積み上がった土であり、努力を意味しています。

冷静沈着で頑固一徹なところがあり、困難になかにあっても努力し、なんとか達成しようという性質を持っています。

そんな努力家の八白土星のエネルギーが、六白金星の理想主義、七赤金星の現実的な結果へと流れています。

六白金星は天であり、理想主義者が多いのですが、それだけに自尊心も高く、自分自身のミスを容易に認めない傾向があります。

七赤金星は精錬された金属ですが、口が達者で、自己顕示欲が強いという性質を持っています。

運気は旺盛で、努力した結果として、才能が花開き、それに応じた結果も手に入れることができるはずですが、自分の考えに固執しすぎて、失敗することも。

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2006年12月12日、三橋歌織被告は、寝ている夫をワインボトルで殴打し、殺害します。

この日の九星盤をみると、八白土星には、人生の転機となるようなことが起こりやすい、波乱に満ちた運気であることがわかります。

年盤と月盤の八白土星が対冲、月盤と日盤の八白土星が対冲しています。

年盤の八白土星は北にあり本厄で、精神的な病にかかりやすいという年運です。

月盤の八白土星には月破がついており、やはり精神的な病の暗示があります。

三橋歌織被告が、夫から暴力を受け、心的外傷後ストレス障害（PTSD）を発症したというのも、頷ける九星盤です。

2007年1月10日、三橋歌織被告は逮捕されます。

この日の九星盤をみると、年盤と月盤の八白土星は北にあり、どちらも本厄です。

心身ともに弱っている状態にあり、日盤をみると、困難の極みに立たされていることがわかります。

易では「艮為山（ごんいさん）」という卦になります。

「艮為山（ごんいさん）」は、重い似を背負いながら苦労続きで、ひどく疲れている状態を示しています。

三橋歌織被告が追い込まれた状況そのものをあらわしているようです。

この卦は、欲を禁じる卦であり、無欲になることが良しとされます。

逮捕されて、すべての重荷を解くことで、楽になると読めるのではないでしょうか。

宿曜占星術では、泉健太立憲民主党代表は心宿の生まれです。

心宿は、目上にも年下からもウケが良く、慕われ愛される本命宿です。 

しかし、他人のなかでは明朗闊達に振る舞いますが、ひとりになると陰鬱になり孤独にさいなまれるという二面性を持っています。

多芸多才で知略にたけ、主君に取り入り、虚をついてお家を乗っ取るという戦国武将のようなところもあります。

三橋歌織被告は、月曜生まれの心宿さんなので、表面的には善良ですが、癇癪持ちかもしれません。

心宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「心宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。

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