単独機の航空事故の死亡者数として世界最多
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
1985年8月12日、お盆で帰省中の人も多かった日に、航空機史上最悪とされる事故が起こりました。
この事故が、実は事件ではなかったのか？という説を唱える人が、今も少なくありません。
たとえば、米軍は墜落位置を特定し、救助を申し出たにも関わらず、当時の中曽根内閣と防衛庁は、これを拒否。
正式に救助隊が派遣されたのは、事故後14時間も経っていました。
興味のある方は、『疑惑 JAL123便墜落事故―このままでは520柱は瞑れない』『日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る』などをお読みください。
ここでは、123便の辿った飛行経路を、九星気学的に解釈してみたいと思います。
日本航空123便墜落までの経路とは？
JAL123便は、羽田空港を18時00分に出発すると、はじめに南西の方位へ移動しています。
その後、伊豆大島から西に巡航するはずが、18時24分に衝撃音が発生し、わずか3分足らずで操縦不能に陥ります。
そこから、JAL123便は迷走を始めます。
「事故調査委員会の報告書を基にした123便の飛行経過」という地図をみると、静岡県焼津市上空までは、ほぼ西に移動しているのですが、焼津市上空から北に進路をとり、さらに北東の方位に移動しています。
最終的には、羽田空港からみて北西の御巣鷹の尾根に墜落してしまいます。
1985年8月12日の九星盤をみてみましょう。
1985年は六白金星中宮年で、2021年と同じです。
凶方位は、歳破のついた南西（三碧木星）、五黄殺の東南、暗剣殺の北西となります。
月盤の凶方位は、月破のついた北東（二黒土星）、五黄殺の南西、暗剣殺も北東となります。
日盤では、日破のついた北東（五黄土星）、五黄殺の北東、暗剣殺の南西となります。
これではわかりにくいので、1985年8月12日の凶方位について、簡単にまとめてみます。
この日最悪の凶方位－北東
月破、日破、五黄殺、暗剣殺が、月盤と日盤とで重なり合っています。
この日2番めの凶方位－南西
歳破、五黄殺、暗剣殺が、年盤・月盤・日盤で重なり合っています。
つまり、JAL123便が、最初に向かった南西方位は、この日2番めの凶方位であり、焼津市上空から向かった北東方位は、この日最悪の凶方位だったということになります。
とくに悪影響を与えたのは、北東にむかってしまったことではないか、と思います。
JAL123便は、富士山の西側を北東にむかい、青梅市の西あたりで、今度は北西へと飛行しています。
北西は、年盤では暗剣殺であり、第三者から災難がもたらされるという凶運です。
また、突発的な事故、トラブルによって命を落とすこともあるのが、暗剣殺です。
最終的に、羽田空港からみて北西の御巣鷹の尾根に墜落したのは、第三者によってもたらされた結果だということが、九星盤から読み取れます。
その原因が、ボーイングによる修理ミスなのか、無人標的機ファイアー・ビーの訓練中の事故なのか、それとも他のなにかなのか、それはわかりませんが、1985年8月12日の九星盤では、JAL123便を操縦していたクルーには責任がない、としか読めません。
調べていて、JAL123便の機長、運航乗務員に対して、1987年に、国際定期航空操縦士協会連合会 (IFALPA) が民間航空機パイロットに対して、優れた飛行技術や英雄的行為を表彰するポラリス賞が授与されていることを知りました。
最後まで諦めずに、乗客を救おうとした運航乗務員の方々に、改めて敬意を表します。
1985年8月12日から、今日で36年となります。
亡くなられた520名の皆さまへ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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