イノベーション・創造的破壊・信用創造・景気循環
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター（Joseph Alois Schumpeter）は、オーストリア・ハンガリー帝国モラヴィア生まれの経済学者。
シュンペーターは、イノベーションを初めて定義した人物です。
シュンペーターは、イノベーションとして以下の5つの類型を提示したそうです。
- 新しい財貨の生産
- 新しい生産方法の導入
- 新しい販売先の開拓
- 原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
- 新しい組織の実現（独占の形成やその打破）
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターについて調べてみました。
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターを九星気学でみると？
■ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター（9－5－9）
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターは、1883年2月8日生まれ。
本命星：九紫火星
月命星：五黄土星
傾斜宮：九紫火星
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターは、本命星と傾斜宮の九紫火星から、月命星の五黄土星へエネルギーが流れる相生の関係です。
芸術的センスに優れた人が多く、カリスマ性を発揮するタイプです。
九紫火星生まれは、頭脳明晰で、先見性もありますが、派手好きで、熱しやすく冷めやすい性質を持っています。
九紫火星生まれは、華やかなもの、一過性の流行などを好みますから、その言動は目立ちます。
他人の欠点や弱点を指摘したり、人と争いをおこしたり、秘密にすべきことを口外したりすることも平気です。
五黄土星は、九星のなかで最も強力な帝王の星であり、強い自我を持っています。
そのため、自分のライバルに対しては、対抗意識を燃やし、駆け引きし、絶対に負けない支配者のように振る舞うことさえあります。
運勢は強いほうですが、自分自身の思い込みで、自分はもちろん、周囲も巻き込んで大騒ぎしてしまう傾向があります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターの運気を九星気学でみると？
■1908年 『理論経済学の本質と主要内容』
1908年は二黒土星中宮年で、九紫火星は東に出て、運気は上昇に転じます。
九紫火星の定位には六白金星が回座し、権威や目上のサポートを受ける暗示があります。
シュンペーターは、『理論経済学の本質と主要内容』を発表します。
■1911年 グラーツ大学教授
1911年は八白土星中宮年で、九紫火星は北西にあり、実をつけるときです。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
シュンペーターは、グラーツ大学教授に就任します。
また、「イノベーション」を、「経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合すること」と定義します。
■1912年 『経済発展の理論』
■1919年 オーストリア共和国大蔵大臣
1919年は九紫火星中宮年で、花が咲くときです。
九紫火星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。
シュンペーターは、オーストリア共和国の大蔵大臣に就任しますが、すぐに辞職してしまいます。
■1921年 ビーダーマン銀行頭取
1921年は七赤金星中宮年で、九紫火星は西にあり、収穫のときですが、暗剣殺です。
九紫火星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。
暗剣殺のときは、第三者によって災難が持ち込まれるという凶運です。
シュンペーターは、ビーダーマン銀行の頭取に就任します。
■1924年 頭取を解任される
1924年は四緑木星中宮年で、九紫火星は北にあり、本厄です。
また、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときです。
シュンペーターは、ビーダーマン銀行の頭取を解任され、巨額の借金を背負うことになります。
■1931年 日本各地で講演
1931年は六白金星中宮年で、九紫火星は北東にあり変化変動、そして歳破がついています。
九紫火星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
シュンペーターは、初めて来日し、日本各地で講演を行います。
■1939年 『景気循環の理論』
■1942年 『資本主義・社会主義・民主主義』
1942年は四緑木星中宮年で、九紫火星は北にあり、本厄です。
しかも、歳破がついているので、思い通りにいかないこと、予定通りに進まないことが多いという運気です。
また、定位対冲なので、運命の歯車が大きく動くときです。
シュンペーターは、『資本主義・社会主義・民主主義』を発表します。
■1947年 アメリカ経済学会会長
1947年は八白土星中宮年で、九紫火星は北西にあり、実をつけるときです。
九紫火星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
シュンペーターは、アメリカ経済学会会長に選出されます。
■1950年1月8日 動脈硬化症で急死
1950年1月8日、シュンペーターは、動脈硬化症で亡くなります。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、九紫火星は北西にあり変化変動で、困難な状況に陥る暗示があり、水火殺です。
血液や循環器系の病気になりやすい年運です。
年盤の九紫火星と、月盤の九紫火星は対冲となり、運気は波乱含みであり、突発的なトラブルに見舞われやすいときです。
日盤では、九紫火星は北にあり本厄、そして定位対冲です。
また、月盤の九紫火星には、日盤の一白水星が回座し、ここでも困難な状況に陥る暗示があります。
シュンペーターは、66歳でした。
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターを宿曜占星術でみると？
■ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター【室宿】
宿曜占星術では、ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターは室宿の生まれです。
室宿は、運気が強く、リーダーシップがあり、物質的にも恵まれる本命宿です。
室宿は、別名「学問の星」。
室宿さんは、小さなことにこだわらず、陰日向なく、よく努力する性質をもっていて、現実的で世渡り上手ですが、正直で律義者、陽気な楽天家。
シュンペーターは、木曜生まれの室宿さんなので、しっかり者ですが、人前では出しません。
腹を立てている人の相手はしませんが、柔和に対応できる器量を持っています。
室宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「室宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」を読みになってください。
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