2020年7月は三碧木星中宮月になります。 

暗剣殺は東の方位で、一白水星が位置しています。

反対側の西には五黄土星が位置しています。

さらに、年盤の五黄土星と、月盤の五黄土星は対冲になるため、2020年7月は、東西の大凶方位には、くれぐれも注意が必要となりそうです。

ところが、2020年7月は、東西の方位に吉神が多いのです。 

かろうじて、南の七赤金星に、月徳合・天徳合がついていますが、南には年盤で歳破がついていますので、手放しでは喜べない方位でしょう。

月破は丑の方位（北北東）になりますので、六白金星生まれの方は、注意が必要です。

三碧木星は「震える（ふるえる）」という象意を持っています。

具体的には、音、雷や地震をあらわしています。

6月に、地震があるかも、と書きましたが、7月もひきつづき、地震や雷などの天災に気をつけたいときになります。

むしろ、7月のほうが危ないかもしれず、東西の大凶方位のほか、月破のつく北東方位で、天災が起こりやすいといえます。

また三碧木星には、変動や高騰という象意があります。

年盤の七赤金星に回座するので、経済面で変動や高騰がみられる可能性があります。

七赤金星は経済の星なのですが、月盤では南に位置し、良くも悪くも注目され、とくに株式において注目されるようなことが起こるのかもしれません。

しかし、三碧木星は「声あって姿なし」といわれますので、軽挙妄動して、何も起こらない可能性もあります。

雷、音、伝達、叱咤、ケンカ

長男、若者

発芽、春、青春

詐欺、脅迫、冗談、迅速、短気、感情、悲鳴

失言、漏電、震う、爆発音、おどろき、述べる、語る

雷雨、にわか雨、落雷、雷鳴、稲妻

地震、噴火、津波、つむじ風、竜巻、東風

震源地、火薬庫、センチ、射的場

森林、生け垣、並木

春の庭園、春の田園

河口、門戸

発電所、電話局、演奏会場

ピアノ、オルガン、バイオリン、ラッパ、鐘、木魚、拍子木、三味線、太鼓

ラジオ、テレビ、電話、受信機、DVD、携帯電話

歯ブラシ

爆発

聴診器

長男、青年

電話局員、放送局員、アナウンサー

詐欺師、噺家、歌手

植木屋、庭師

物事を説明する人、物事を依頼する人

音楽や声をつかって生活する人すべて

若い芽、野菜類、海藻類、柑橘類

茶、酢の物、酸味のあるもの

肝臓、胆のう、足、のど

神経痛、リュウマチ、せき、脚気、手足のケガ、打ち身

うぐいす、ひばり、メジロ、さえずる小鳥すべて

鈴虫、松虫、セミ、ひぐらし

ムカデ、ハチ、ノミ

うさぎ、カエル

草木、草木の新芽

盆栽、野菜、海藻、薬草、茶

一白水星は東にあり、芽が出るときですが、暗剣殺なので、周囲から足を引っ張られて、うまくいきません。

しかし、目上の人、または、あなたより大きな存在がサポートしてくれる暗示がありますので、心配事があるようなら、勇気を出して相談してみましょう。

相談相手には六白金星・七赤金星生まれの人が良いです。 

吉方位：西北

二黒土星は東南にあり、葉が繁るときであり、運気は旺盛です。

経済面でも潤いやすく、喜びごとがある暗示があります。

いままで地道に取り組んできたことが評価されたり、人気を得たりする可能性が高そうです。

2020年のなかでは、もっとも勢いがあるときなので、この運気をうまく使いましょう。

吉方位：南西

三碧木星は中宮にあり、花が咲くときであり、変化変動のタイミングとなります。

しかし、決して手放しで喜べるような状況ではないかもしれません。

とくに体調面において、変化しやすいので、持病を持っている人は気をつけたいときです。 

吉方位：北西、南西

四緑木星は北西にあり、実がつくときです。 

好調の波も後半になり、なにかと注目される暗示があります。

書類上のトラブル、秘密の暴露などが起こりやすいのですが、地道に対処することで事なきを得るでしょう。

転居・転職・別離も起こりやすい運気ですので、事前に準備できることは、早めにやっておいたほうが良いです。

吉方位：南西

五黄土星は西にあり、収穫のときですが、年盤の五黄土星と対冲となり、運気的には荒れ模様になりがちです。

突然、冷水をかけられるような災難に巻き込まれるかもしれませんので、突発的な事故に気をつけたいときです。 

吉方位：南西、南東、北

六白金星は北東にあり、変化変動のとき、そして月破がついています。

自分の思い通りにならないことが起こりやすく、計画も進みませんが、受け身に徹するよりなさそうです。

自分だけでなんとかしようとすると、かえって運気を弱めます。 

吉方位：北

七赤金星は南にあり、前厄のときです。 

前厄のときは陽の当たるときなので、良くも悪くも注目されますから、自信満々で物事をすすめると、痛い目に遭うかも。

リセットされる運気でもあるので、転居・転職・別離のタイミングともいえそうです。

吉方位：東南

八白土星は北にあり、本厄のときですので、下半身の冷えや下半身の病気には気をつけてください。

知名度アップの暗示がありますので、なにかと忙しくなり、遠方との縁が生まれるかもしれません。

準備してきたことは実りやすいので、体調管理は怠りなく。

吉方位：南西、南東

九紫火星は南西にあり、後厄なので、体調の変化に敏感になりましょう。

自滅的な暗示があり、良いことも悪いことも、想像以上になりがちなので、注意が必要です。

とくに、他人のあら捜しは避けましょう。 

吉方位：東南、北

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2020年7月の月盤は三碧木星中宮ですから、五黄殺は西、暗剣殺は東になります。

7月21日は、旧暦の6月1日にあたります。

この日は、鬼宿で火曜日なので、七曜陵逼がはじまります。

今回の七曜陵逼は、7月21日から7月26日までの6日間です。

2020年は、毎月のように七曜陵逼が起こりますね。

古来、七曜陵逼の期間中は、月の運行が狂い、地球に重大な厄害を与えると考えられてきました。   

七曜陵逼の期間中は、運気の良い日と悪い日が逆転したりしますので、吉日選びに注意が必要となります。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無視無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2020年7月は、天候的には快晴の日が多いとみますが、雷、台風や地震が発生する可能性も高いので、災害準備が必要になるかもしれません。

2020年は七赤金星中宮であり、7月は三碧木星が中宮となります。

三碧木星が地震だとすれば、七赤金星は断層、山崩れという象意があり、どちらも地震と関連が深く、とくに地震によって山が崩れる現象が起こる可能性があります。

新型コロナウイルスも心配ですが、世界中の天災の10分の1が日本で起こるそうですので、感染症と災害が重なるリスクがもっとも高いのが日本です。

不安になるようなことばかり書いてしまいますが、何もなければ良し、何かあっても準備できていればなんとかなる、と思って書いています。

最後に、新型コロナウイルス感染の心配のない日々が、一日も早く戻ってくることを祈っています。

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