こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
幸せホルモンとして知られるオキシトシンについて調べていたら、神聖ローマ皇帝のフリードリヒ2世に行き当たりました。
フリードリヒ2世は、早く生まれすぎたルネサンス人とも言われ、彼が発布した法令の多くは現代にも影響を及ぼしてるそうです。
たとえば、医薬分業のさきがけとなる、医師が薬剤師を兼ねることを禁止した法令があります。
そんなフリードリヒ2世ですが、人体実験が好きだったことでも知られていて、その人体実験のひとつが、教育を受けていない子供が最初に話す言語を知るために、乳母と看護師に授乳している赤子に向かって何も話さないように命じた実験があります。
人数などは記されていませんが、育ての親から愛情を与えられなかった赤子たちは全て死んだと言われています。
オキシトシンはスキンシップによって分泌されるホルモンなので、スキンシップがないと子どもは育たないということを、後世に示した実験として知られているようです。
フリードリヒ2世とは、どんな人物だったのでしょうか。