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中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

中国を見舞う災厄はなぜ10年周期なのか?

1949年10月に建国した中国を10年毎に襲う災厄とは?

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。

 

中国では、西暦で9のつく年には、何かが起こると言われているそうです。

 

下のスクリーンショットは、2019年1月30日の日経新聞のサイトのものです。

 

中国を見舞う災厄はなぜ10年周期なのか?

春節(旧正月)のタイミングで、記事になっています。

 

これを見て、2019年の災厄というか、自業自得というか、ファーウェイのCFOがアメリカから起訴されたことと、習近平国家主席の運気が関係しているのは間違いないと、生方は直感しました。

 

そこで、いつか検証しようと思っていたのですが、G20も大阪で開催されますので、調べてみようと思った次第です。

 

ダライ・ラマ14世が亡命

■1959年3月17日

ダライ・ラマ14世が、中国の圧政と介入のために、インドに亡命しました。

 

その亡命当日の九星盤が、下になります。

 

このときの国家主席は毛沢東です。

 

毛沢東は1893年12月26日生まれ。

 

本命星:八白土星

月命星:一白水星

傾斜宮:三碧木星

 

ダライ・ラマ14世は1935年7月6日生まれ。

 

本命星:二黒土星

月命星:七赤金星

傾斜宮:九紫火星

 

中国を見舞う災厄はなぜ10年周期なのか?

 

毛沢東とダライ・ラマ14世は、対冲の関係です。

 

1959年の年盤は五黄土星中宮年で、毛沢東の八白土星は変化変動、ダライ・ラマ14世は後厄で根を張るとき。

 

日盤は年盤と同じです。

 

ちなみに、毛沢東は1959年4月28日で初代国家主席を退任していますので、毛沢東にとっての変化変動とは、このことを指しているのかもしれません。

 

このとき注目すべきは、月盤でしょう。

 

月盤では、二黒土星は北西にあり、年盤の六白金星に回座しています。

 

そして、日盤の六白金星が乗っています。

 

年盤:六白金星

月盤:二黒土星

日盤:六白金星

 

六白金星は、天であり、目上の人をあらわしますから、そのようなサポートを得られる暗示です。

 

ダライ・ラマ14世の亡命が成功したのは、毛沢東の運気が変化していたこと、そしてダライ・ラマ14世自身がなんらかのサポートを受けていたため、といえます。

 

珍宝島でソ連と軍事衝突

■1969年3月2日

中ソ国境紛争として知られる事件です。

 

アムール川(黒竜江)の中州であるダマンスキー島(珍宝島)の領有権を巡って、大規模な軍事衝突が発生しました。

 

このときに対応したのは、周恩来首相で、1898年3月5日生まれ。

 

本命星:三碧木星

月命星:四緑木星

傾斜宮:四緑木星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

年盤では、三碧木星が東南にあって運気は旺盛ですが、五黄土星の反対側にあり、暗剣殺です。

 

この国境問題は、ソ連のアレクセイ・コスイギン首相と中国の周恩来首相と会談して沈静化が図られましたが、このときは解決に至っていません。

 

暗剣殺は、他動的な破壊性が及ぶ暗示ですから、この当時の中国トップでもあった周恩来首相には、同じ共産主義国との国境問題は、まさに他動的な破壊だったと思われます。

 

中越戦争

■1979年2月17日

ソ連への対抗意識があってはじまったと思われれる中国とベトナムの戦争です。

 

1979年1月1日以降、中国は56万人の兵隊をベトナム国境に集結させ威圧。

 

2月15日、鄧小平は「同盟国カンボジアへの侵攻と同国内の中国系華人の追放」を理由に、「ベトナムに対する懲罰的軍事行動」を正式発表、宣戦布告を行いました。

 

共産党中央委員会総書記で、中国のトップであった鄧小平は、1904年8月22日生まれ。

 

本命星:六白金星

月命星:八白土星

傾斜宮:三碧木星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

六白金星は、年盤では北東にあり変化変動、そして歳破がついています。

 

月盤では、北西にあり、実をつけるとき。

 

日盤では東南にあり、運気は旺盛です。

 

気になるのは、年盤の三碧木星が中宮に位置していることです。

 

三碧木星の象意には、ミサイル、魚雷、ジェット機、戦車、鉄砲といった戦闘に使われる武器の数々が含まれています。

 

この三碧木星のうえに、月盤では五黄土星が回座していますので、騒乱の暗示です。

 

中越戦争は、中国人民解放軍が、ベトナム北部を占領したのちに撤退し、およそ1ヶ月間で終結しています。

 

チベットで戒厳令

■1989年3月7日

1989年3月5日、ラサ市内で数百人がデモ行進を行い、チベットの国旗を掲げて独立を主張。

 

翌3月6日も、チベット人はデモ行進を行い、参加者は数千人にのぼり、中国銀行、警察署、官公庁の建物が襲撃され、3月7日に戒厳令が出されます。

 

このとき戒厳令を出したのは、チベット自治区の最高責任者であった胡錦濤です。

 

胡錦濤は、1942年12月21日生まれ。

 

本命星:四緑木星

月命星:七赤金星

傾斜宮:二黒土星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

1989年11月9日まで、鄧小平が中国のトップでしたので、鄧小平の運気も合わせてみる必要があると思います。

 

年盤では、鄧小平の六白金星は南にあり、前厄。

 

四緑木星の胡錦濤は西にあり、収穫のとき。

 

月盤では、六白金星は北にあり、本厄。

 

四緑木星は、北東にあり、変化変動です。

 

胡錦濤の運勢は、このときの対応で、大きく変わったのかもしれません。

 

日盤では、月盤の六白金星の上に五黄土星が回座し、五黄殺の影響を受けます。

 

日盤の四緑木星は、月盤の五黄土星のうえに回座し、こちらも五黄殺の影響を受けます。

 

胡錦濤、鄧小平のどちらにも、自滅的な破壊性が付随していたと言えるでしょう。

 

北京に戒厳令

■1989年5月20日

天安門事件の直前に、北京に戒厳令が敷かれます。

 

北京ですから、鄧小平の九星でみる必要があります。

 

本命星:六白金星

月命星:八白土星

傾斜宮:三碧木星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

年盤では、六白金星は南にあり、良くも悪くも注目を浴びるとき。

 

中宮の二黒土星は、庶民・大衆を意味していますので、中国内で、庶民の不満がくすぶっていたことを暗示しています。

 

月盤では、八白土星が中宮にあり、閉塞や抑止、暗黒という暗示。

 

民主化運動には先が見えない、という意味と読めます。

 

天安門事件

■1989年6月4日

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

天安門事件は、天安門広場に集まったデモ隊に対し、軍隊が武力行使し多数の死傷者を出した事件です。

 

年盤・月盤は、北京に戒厳令が出された日と同じです。

 

日盤は月盤と同じなので、庶民にとって暗黒の日といえます。

 

また、月盤と日盤では、庶民をあらわす二黒土星が、五黄土星の反対側にあり、暗剣殺です。

 

暗剣殺も破壊性を意味しています。

 

法輪功中南海事件

■1999年4月25日

北京の中心部、中南海に、1万人を超える法輪功学習者が、中国政府に抗議するため、組織的に集結して中南海を包囲し、座り込みなどの示威運動をおこなった事件です。

 

中国政府は、法輪功を邪教として、排斥を続けています。

 

このときの中国トップは江沢民で、1926年8月17日生まれ。

 

本命星:二黒土星

月命星:五黄土星

傾斜宮:二黒土星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

年盤では、二黒土星は北西にあり、実をつけるとき。

 

月盤では、二黒土星は北にあり、本厄。

 

日盤では、二黒土星は南西にあり、後厄です。

 

中南海は、字のごとく、大きな池がある政治の中心部。

 

年盤の二黒土星のうえに月盤の七赤金星が回座していますが、七赤金星は水辺を表します。

 

そして、日盤では六白金星が回座しており、首都を意味しているのです。

 

月盤では、七赤金星に月破がついていますから、水辺で破壊的なことが起こる暗示です。

 

ベオグラード中国大使館誤爆

■1999年5月7日

米軍のB−2爆撃機が、ベオグラードにあった中国大使館を爆撃し、30人近い死傷者を出した事件です。

 

アメリカ側は誤爆としていますが、中国側は故意だったと昨年、非難する記事を掲載しています。

 

事件当時、中国人が北京市にあるマクドナルドを襲撃し、10店舗を破壊するデモ活動がありました。

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

江沢民の二黒土星は、月盤では定位にもどって南西にあり、後厄。

 

日盤では、二黒土星は北東にあり変化変動、そして日破がついています。

 

月盤の二黒土星のうえには、五黄土星が回座し、五黄殺の影響を受けるという九星盤です。

 

この誤爆事件には後日談があります。

 

そのひとつは、この誤爆の責任を取らされたウィリアム・J・ベネットが、2009年に「暗殺」されたということ。

 

また、F-117が撃墜されたさいに、撃墜された機体の一部が中国大使館に運ばれていた事が確認されています。

 

当時、F-117はステルス性能を世界で唯一保持しており、機密事項の保持のため誤爆、という見方もあります。

 

ウルムチ事件

■2009年7月5日

2009年ウイグル騒乱として知られる事件です。

 

新疆ウイグル自治区ウルムチ市で、ウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷され、襲撃側の刑事処分が曖昧であったことから、デモが起こり、 死者192名、負傷者1,721名という犠牲者が出たというものです。

 

このときの中国トップは胡錦濤です。

 

この方は、ラサでの戒厳令を出した人で、ウルムチ事件のときのトップでもあり、西域で起こる事件に関係が深そうです。

 

本命星:四緑木星

月命星:七赤金星

傾斜宮:二黒土星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

年盤では、四緑木星は南にあり、良くも悪くも目立つとき。

 

月盤では、四緑木星は北東にあり、変化変動です。

 

そして年盤の四緑木星のうえに、五黄土星が回座していますので、五黄土星の影響を受けます。

 

胡錦濤にとって、厄介な事件であったことは間違いなさそうです。

 

イタリアで開催される予定だった、G8サミットへの出席を取りやめています。

 

ファーウェイが米国から起訴される

■2019年1月28日

現在、進行中の事件です。

 

これをきっかけに、ファーウェイを排除しようという動きが、アメリカだけでなく、多数の国で起こっています。

 

これは、ファーウェイが機密情報を盗み出しているという問題が根底にあり、防衛上の問題と捉えられているので、簡単に解決する問題ではなさそうです。

 

習近平国家主席は、1953年6月15日生まれ。

 

本命星:二黒土星

月命星:七赤金星

傾斜宮:九紫火星

 

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

この日の二黒土星の運気では、日盤が気になります。

 

二黒土星は北東にあり、変化変動であり、五黄土星の反対側にあり、暗剣殺。

 

これだけなら、長期化するようには見えないのですが、2019年の年盤は、実はこの日盤とまったく同じ八白土星中宮です。

 

2019年2月4日以降の年盤では、二黒土星は北東にあり、変化変動。

 

そして暗剣殺なのです。

 

習近平国家主席にとって、アメリカとの関係は、これからも続くと見ることができます。

 

また、九紫火星は北西にあり、実がつくときなので、トランプ大統領は一歩も引かず、むしろ対中国連携を深めることができそうです。

 

中国で10年周期で事件が起こる、というのは、中国人らしい見方だと思います。

 

実際には、細かな事件が日々起こっています。

 

国家主席の運勢、地方政府のトップの運気など、もっと詳しく見ていければ、九星気学との関係がはっきりすると思います。

 

G20での各国首相は?

■2019年6月28日

中国を見舞う事件・災厄はなぜ10年周期なのか?

 

2019年6月28日の九星盤を見てみましょう。

 

年盤では、安倍晋三首相の一白水星は西にあり、収穫のとき。

 

トランプ大統領の九紫火星は、北西にあり、実がつくとき。

 

習近平国家主席の二黒土星は、北東にあり変化変動、暗剣殺です。

 

月盤では、一白水星が北東にあり、変化変動。

 

そして、年盤の二黒土星に回座しているので、暗剣殺の影響を受けるでしょう。

 

九紫火星は西にあり、収穫のときですが、一白水星に回座しているので、そう簡単には行かない暗示。

 

二黒土星は南にあり、前厄ですから、良くも悪くも目立つとき。

 

3人の中では、トランプ大統領の運気が良さそうです。

 

 

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