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明治・大正・昭和・平成そして新天皇の性格・運気・運勢とは?

明治・大正・昭和・平成そして新天皇の性格・運気・運勢とは?

明治天皇・大正天皇・平成天皇・新天皇の共通点とは?

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。

 

以前、歴代天皇の誕生日を調べて、九星気学と宿曜占星術の共通点を探り、この開運ブログで紹介しましたが、今回は、日本の近代化を進めた明治以降の天皇について、詳しく見ていこうと思います。

 

⇒ 九星気学と宿曜で見る、歴代天皇の性質や特性は?

 

さて、ここで問題です。

 

明治天皇・大正天皇・平成の天皇(上皇)・新天皇の共通点とはなんでしょうか?

 

その答えは。近代以降の日本を支えてきた天皇のなかで、昭和天皇以外は、全員が四緑木星生まれだということです。

 

四緑木星生まれの天皇がこんなに続くのは、何か不思議な力が影響しているから?とさえ、感じてしまうほどです。

 

それとも、日本人が、四緑木星生まれの天皇を望んでいるからなのでしょうか。

 

明治天皇(第122代天皇 在位:1867年1月30日~1912年7月30日)

■明治天皇(4-9-9)

明治天皇は、1852年11月3日生まれです。

 

本命星:四緑木星

月命星:九紫火星

傾斜宮:九紫火星

 

明治天皇は、本命星の四緑木星から、月命星と傾斜宮の九紫火星にむかって、エネルギーが流れる木生火(木は火を燃やす)相生の関係にあります。

 

行動することで、確信を持ち、信念が形成されるタイプです。

 

心に九紫火星があるため、九紫火星の性格が表面に出すぎると、せっかくの信用がそこなわれます。

 

四緑木星には、完成前に変更するという象意があるのですが、どんどん興味が移っていく九紫火星の好奇心が、この傾向を助長すると考えられるためです。

 

ちなみに、幕末から明治に活躍した岩倉具視も、明治天皇とまったく同じ星回りです。 

 

大正天皇(第123代天皇 在位:1912年7月30日~1926年12月25日)

■大正天皇(4-2-7)

大正天皇は、1879年8月31日生まれ。

 

本命星:四緑木星

月命星:二黒土星

傾斜宮:七赤金星

 

大正天皇の在位はわずか15年しかありません。

 

生まれたときから虚弱体質であり、明治天皇が、皇太子として立派に育つように心を砕いたそうです。 

 

大正天皇は、本命星の四緑木星と月命星の二黒土星が木剋土(木は土をしめつけ栄養を奪う)という相剋の関係です。

 

月命星の二黒土星から、傾斜宮の七赤金星にエネルギーが流れていますが、行動が精神を剋しているため、悩みや迷いが多いタイプです。

 

運勢は決して強いタイプではないのか、大正天皇と同じ星回りの歴史上の人物や著名人は、生方が調べたかぎりでは、今のところほとんどいません。

 

四緑木星には「8」という数字の働きが大きいとされていますが、大正天皇は満47歳、数え48歳で崩御されました。

 

昭和天皇(第124代天皇 在位: 1926年12月25日~1989年1月7日)

■昭和天皇(9-3-2)

昭和天皇は、1901年4月29日生まれ。

 

本命星:九紫火星

月命星:三碧木星

傾斜宮:二黒土星

 

昭和天皇は、本命星の九紫火星をはさんで、月命星の三碧木星、傾斜宮の二黒土星が並び、三碧木星から九紫火星、九紫火星から二黒土星へとエネルギーが流れる相生の関係です。

 

運勢は強く、理性的な判断から行動することができるタイプです。

 

自分を表現する能力に優れ、華やかな雰囲気があるにもかかわらず、実はまじめという人なので、誰からも好かれる要素を持っています。

 

しかし、言葉が行き過ぎることがあるため、言葉で失敗しやすいという面があります。

 

九紫火星は、火の性ですから、燃え広がり焼き尽くすという性質を持っています。 

 

頭が切れる人が多く、鋭い直観力と、冷静な判断力がありますが、感情の起伏が激しく、人の意見に素直に従うタイプではありません。 

 

そのため、人間関係に摩擦を起こしやすく、孤立しやすいという面があります。

 

歴代天皇のなかでは、五黄土星生まれと並んで少ないのが、九紫火星生まれなのです。 

 

上皇(第125代天皇 在位:1989年1月7日~2019年4月30日)

■上皇(4-7-2)

上皇は、1933年12月23日生まれ。

 

本命星:四緑木星

月命星:七赤金星

傾斜宮:二黒土星

 

上皇は、本命星の四緑木星と月命星の七赤金星が、金剋木(金属は木を切り倒す)という相剋の関係にあります。

 

精神が行動を剋しているので、行動に移す前に悩み、迷うタイプです。

 

しかし、隠れた性格である二黒土星は、月命星の七赤金星にエネルギーを与えているため、悩んではいても、気持ち的には固まっていることが多いのです。

 

125代の上皇は、戦争することが当たり前の時代に誕生しました。

 

父である昭和天皇は忙しい上に、近習たちは、将来の天皇として厳しく育てました。

 

ときには、厳しすぎて上皇が萎縮しているように見えた、という学習院時代の学友の証言があるほどです。

 

しかし、美智子妃と出会い、美智子妃から学ぶことで、国民とともに歩む天皇となったようです。

 

美智子妃は、1934年10月20日生まれ。

 

本命星:三碧木星(木)

月命星:六白金星(金)

傾斜宮:二黒土星(土)

 

上皇と、星は異なりますが、五行でみるとまったく同じです。

 

上皇

本命星:四緑木星(木)

月命星:七赤金星(金)

傾斜宮:二黒土星(土)

 

私達は、いつも寄り添っている上皇さまと皇后さまの姿を見ていますが、九星でも、星同士が寄り添っていたんですね。

 

新天皇(第126代天皇 在位:2019年5月1日~)

■今上天皇(4-8-1)

今上天皇は、1960年2月23日生まれ。

 

本命星:四緑木星

月命星:八白土星

傾斜宮:一白水星

 

今上天皇は、本命星の四緑木星と月命星の八白土星が木剋土(木は土に根をはり栄養を奪う)という相剋の関係にあります。

 

傾斜宮の一白水星から本命星の四緑木星へエネルギーが流れる相生の関係にあります。

 

本音の部分では自分の言動を支持していますが、その言動の結果が、理性を傷つけることが多いタイプと見ます。

 

月命星の八白土星は、努力を意味し、また頑固でもあります。

 

一白水星を傾斜宮に持っているので、一見やさしく、柔軟な人のようにみえますが、非常に頑固で、いったん興奮してくると、ムリをしてでも自分の言い分を通そうとするところが見られます。

 

弟の秋篠宮との対立があるとかないとか、そんな噂がたつのは、こういう資質があるからかもしれません。

 

雅子妃は、1963年12月9日生まれ。

 

本命星:一白水星

月命星:七赤金星

傾斜宮:八白土星

 

木の性の四緑木星に対し、水の性の一白水星はエネルギーを与える相生の関係です。

 

雅子妃は、今上天皇に対して応援する立場にあり、相性は良い関係です。

 

宿曜では危宿が多い

以前調べたところ、歴代天皇のうち、天皇になった本命宿のなかでも、危宿生まれが5人もいます。

 

⇒ 九星気学と宿曜で見る、歴代天皇の性質や特性は?

 

危宿(軽躁宿)5人

室宿(猛悪宿)5人

星宿(猛悪宿)5人

婁宿(急速宿)5人

奎宿(和善宿)5人

昴宿(剛柔宿)5人 

 

明治以降の天皇では、大正天皇と今上天皇が、危宿です。

 

ちなみに、秋篠宮家の悠仁親王も危宿生まれです。

 

■明治天皇【星宿】

星宿は、生まれつき負けず嫌いで、押さえつけられても屈服しないうえに、泣き寝入りもしないという性質を持っています。

 

反骨精神が旺盛で、世間の常識やしきたりにはこだわりがありません。

 

明治天皇は、西洋風に物事を進めることにたいして、反対のお立場だったそうです。

 

それは、星宿の性格と、九紫火星を月命星にもっていたからではないでしょうか。

 

■大正天皇・今上天皇【危宿】

危宿は、理性よりも感性にまさる傾向があり、感情の起伏が激しい人が多いとされます。 

 

社会に対して、我慢のならないことがあると、ついつい感情的になってしまいます。

 

しかし、創造的な分野、自分の好きな分野では、忍耐力を発揮し、才能も発揮する本命宿です。

 

■昭和天皇【翼宿】

翼宿は、別名を「北徳宿」といい、天子の御座を意味しています。

 

自分の理想や信念に忠実であり、妥協しません。

 

普段は温厚で率直、威厳がありますが、考え方は独りよがりになりがちであり、周囲と噛み合わないことがあります。

 

ある意味、完璧主義者です。

 

■上皇【奎宿】

奎宿は、「奎」とは、天子の御筆をあらわし、文章をつかさどる星、貴人の星といわれています。

 

天皇家らしい本命宿のひとつが、奎宿と言えるでしょう。

 

嫌な人に頭を下げたり、機嫌を伺うことができず、融通がきかない面があります。

 

恋愛や結婚を通じて人間的にも成長するという資質であり、運勢なので、奎宿は、恋愛にも妥協を許さない情熱を秘めています。

 

あらゆる手段を用いて、目的を遂げますが、何をするかわからないところがあり、大胆不敵さも備えているのです。 

 

天皇家の親子関係は?

生方は、親子関係の鑑定を依頼されることがよくあります。

 

それだけ、親子関係で悩む人が多いということですが、親子関係の鑑定にはさまざまな視点が必要なので、判断が難しいといえる分野でもあります。

 

たとえば、九星気学では相性が良いように見えるのに、なぜか衝突してしまうという親子関係があります。

 

天皇と天皇の関係を九星気学で見ると、次のようになります。

 

なかでも、大正天皇と昭和天皇の関係は、とても良いといえます。

 

明治天皇(四緑木星)→大正天皇(四緑木星)

大正天皇(四緑木星)→昭和天皇(九紫火星)

昭和天皇(九紫火星)→上皇(四緑木星)

上皇(四緑木星)→今上天皇(四緑木星)

 

これを宿曜占星術で見直してみると、ある傾向が出ています。

 

明治天皇(星宿)→大正天皇(危宿):【危・成】の関係

大正天皇(危宿)→昭和天皇(翼宿):【安・壊】の関係

昭和天皇(翼宿)→平成天皇(奎宿):【安・壊】の関係

平成天皇(奎宿)→皇太子徳仁親王(危宿):【安・壊】の関係

 

家族関係を宿曜占星術でみると、親子や夫婦の関係が、なぜが同じになるということがよくあります。

 

天皇家の場合は、親子関係が【安・壊】になりやすいと言えます。

 

特に、上皇と今上天皇は、【安・壊】の関係のなかでも近距離であるため、良いときは良いのですが、一度関係が悪化すると、修復がむずかしい関係と言えます。

 

【安・壊】の関係とは、引き合うエネルギーが強いために、最初は良い関係のように感じるのですが、いつかはお互いに傷つけ合うという間柄です。

 

代々の天皇の関係が、なぜ【安・壊】になってしまうのかわかりませんが、なにか因縁があるのかもしれません。

 

ちなみに、上皇と美智子妃は、九星では寄り添い合っていましたが、宿曜占星術では【命・命】の関係です。

 

【命・命】の関係とは、似た者同士の運命共同体と言えるでしょう。

 

今上天皇と雅子妃は、【栄・親】の関係です。

 

このお二人は、九星でも相性が良いのですが、宿曜占星術でも相性が良いようです。

 

【栄・親】の関係は、お互いにひきたてあう間柄ですから、良い天皇・皇后として、お互いに助け合っていくのだと思われます。 

 

今上天皇と雅子妃は、新時代の天皇らしい姿を、国民にお見せくださるのではないでしょうか。

 

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