2019年11月は二黒土星中宮月になります。 

暗剣殺は南西の方位で、八白土星が位置しています。

反対側の北東には五黄土星が位置していますから、11月は南西と北東の方位が大凶となります。 

月破は巳の方位（南南東）になりますので、一白水星生まれの方は月破となります。

東の九紫火星には、天徳・天道・月徳の吉神がついており、西の四緑木星には、天徳合と生気の吉神がついていますので、吉方位旅行に東西を選ぶことができる人は、ぜひ東西を選んでください。

さらに、北の六白金星にも月徳合がありますので、11月上旬は恵まれた運気となる暗示があります。

二黒土星は大地であり、太陽のエネルギーを吸収して、万物を育成する力を発揮できるという性質を持っています。

このことから、二黒土星には従順で現実的、そして女性や庶民・大衆を意味しています。

年盤の中宮は八白土星であることから、二黒土星の象意である女性や庶民に変化変動があるとみます。

そして、二黒土星の定位には八白土星が回座していることから、やはり変化変動の暗示があり、しかも暗剣殺ですから、突発的な事故、他動的な破壊性となって現れることが読み取れます。

つまり、庶民生活において、あまり良くないことが起こる可能性が高く、それは経済的なことであろうと推測できます。

なぜなら、月破がついているのは「巳」であり、「巳」は弁財天であることから、経済を意味するためです。

さらに、二黒土星には「下落する」「底値をつける」「低迷する」といった象意もあることから、日本経済全体に、これらの影響が出る恐れがあります。

積極的に展開できない、基本的に受け身の二黒土星ですから、何事かが起こったとしても、なかなか進展しない、動けない可能性も読み取れます。

大地、畑、田、開墾

母、主婦、気苦労、貞節、忠実、従順、温厚

勤勉、努力、労働

用意周到、準備中、相談中、油断

曇天、無風で穏やかな日和

地球全体、平地、野原、田畑

公園、休場、城址、生まれた土地

母屋、寝室、仕事場、洞窟、相撲の土俵

木綿、肌着、洋服のリサイクル品、シーツ

盆、重箱、将棋盤、会席膳

土地、土砂、石灰、セメント、年度、レンガ

四角いもの、平面のもの、無地のもの、黒い色のもの

皇后、后、婦人、妻、老女

副社長、次席、助役

民衆、団体、相撲取り、迷子

土木建築関係従事者、職人、雑貨商

米、玄米、大麦、小麦、大豆、小豆、きび、粟

そば粉、麸、麺、餅、おにぎり

五目そば、寄せ鍋、煮込み、おでん

豚肉、ラム、かまぼこ、ちくわ

泥付き芋、じゃがいも、里芋、甘藷

脾臓、腹部、腸

右手、へそ

腹膜炎、胃の病気、食欲不振、便秘

肩こり、不眠症、皮膚病

牝馬、雌牛、ヤギ、さる、ヒヒ

ダチョウ、ホトトギス

土蜘蛛、アリ

木の幹、苔

わらび、しいたけ、ナズナ

一白水星は東南にあり、運気は旺盛なのですが、月破がついていますから、11月下旬は破れが生じやすい暗示があります。

また、年盤の七赤金星に月盤の一白水星が回座していることから、七赤金星の歳破の影響も受けます。

悪いことに、歳破と月破が重なりますから、大きな破れになっていくかもしれません。

優柔不断から結果が不調に終わることもありそうです。

吉方位：南、北、西

二黒土星は中宮にあり、花が咲くときです。

9月、10月と月破の影響があり、うまく行かないことが多かったかもしれませんが、ようやく明るい兆しが見えてきます。

しかし、有頂天になってしまってはいけません。

中宮のときは吉凶混合運であり、変化変動のときでもあるので、とくに慎重になるべきときです。

また、五黄殺、つまり自滅的な暗示があるので、とくに言動には注意が必要です。

吉方位：東、北、南

三碧木星は北西にあり、実をつけるときです。

目上の人、または権威からのサポートがありそうです。

また、発した言葉や発表した物事によって、世間の注目を集める暗示があります。

表彰を受けるのか、はたまた間違いを指摘されるのかはわかりませんが、そのような運気のときです。

吉方位：西、東

四緑木星は西にあり、収穫のときです。

金銭の出入りが増え、不満足の暗示がありますが、これは人間関係がひろがり、社交が増える可能性が高まっていることから生じているようです。

将来の投資と考えて、社交にはお金を使うほうが良いでしょう。

吉方位：西北

五黄土星は北東にあり、変化変動です。

年盤の二黒土星に回座しますから、暗剣殺、つまり突発的な事故やケガに要注意のときとなりそうです。

また、契約終了や突然の中止などが起こりやすく、不動産関係においてトラブルが起こるかもしれません。

吉方位：東、北、南

六白金星は南にあり、前厄です。

陽があたる暗示があるので、なにか良いことで世間の注目を集めるかもしれません。

しかし、この時期は大言壮語になりやすく、無用の敵を作りやすい運気なので、言葉には注意してください。

吉方位：西、西北

七赤金星は北にあり、本厄です。

年盤の七赤金星は歳破の真っ最中にあり、さらに月盤では月破のついた一白水星が回座しているため、思わぬ破れのある暗示です。

全般的に思い通りにならないことが多く、連絡不十分、計画の頓挫などが起こりやすいときです。

吉方位：なし

八白土星は南西にあり後厄、そして暗剣殺ですから、突発的な事故やケガに要注意です。

また、盗難にもあいやすく、保証人になって財産を失うことにもなるので、不注意にも気をつけましょう。

さらに、年盤の五黄土星に回座しているので、五黄殺の影響も受けやすく、自滅的な言動になりやすいので注意が必要です。

吉方位：東、北、南

九紫火星は東にあり、運気は上昇に転じます。

不用意なおしゃべりで敵を作りやすいときですが、目上の人に相談すれば、その人が助けてくれるでしょう。

開拓的なこと、初めてのことに取り組みたくなりますが、新しいことを始めるよりも、これまでの結果をだすことに集中しましょう。

吉方位：西北

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2019年11月の月盤は二黒土星中宮ですから、五黄殺は北東、暗剣殺は南西になります。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無視無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2019年11月23日は陽遁はじめで、日盤の九星の動きが変わるタイミングです。

日盤の九星が、「一⇒二⇒三・・・」と増えていくのが陽遁です。

11月は、二黒土星中宮月で、天候は安定していますので、9月から10月に起こった災害の復旧が進むでしょう。

しかし、経済面への打撃は大きく、生活には不安がつきまといます。

また、一白水星の安倍晋三首相にとって、11月はあまり良くない運気となりますので、政治にも期待できない可能性が高いようです。

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