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円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

歴史的な転換点なのかも?

こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。  

 

九星気学を学んでいると、六十干支についても学ぶことになります。

 

六十干支とは、十干と十二支の組合せで、60種類あります。

 

この組合せは、年・月・日で規則正しく回っています。

 

60年、60ヶ月、60日のサイクルで回っているのです。

 

そこで、なぜ、円ドルレートと六十干支なのか?

 

バブル景気で、日経平均株価が38,957円の史上最高値を記録したのは1989年12月29日。

 

1989年は己巳(つちのとみ)で、六十干支のなかでも特別な組合せのひとつと考えられている、弁財天の年なのです。

 

前々から気になっていたのですが、これをどう読み解くべきか、長年考えあぐねていました。

 

そして最近になって、「多分こうなんじゃないか?」という考えが降りてきました。

 

今回は、「多分こうなんじゃないか?」について書いていきます。

 

円高へ転換:プラザ合意

日本円が対ドルに対して100円台に定着したのは、1985年9月22日に先進5カ国によってなされた「プラザ合意」です。

 

アメリカ、西ドイツ、イギリス、フランス、日本の5カ国財務省が集まり、ニューヨークのプラザホテルで会合が持たれます。

 

ここで、円高ドル安に誘導する内容が承認されます。

 

この日の九星盤を見てみましょう。 

 

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

ここで最初に解決しなければならないのが、九星のどの星が、どの国に割り当てられるべきか?という点です。

 

生方は、各国の歴史や国民性、GDPなどから次のように考えました。

 

日本-二黒土星(まじめで従順な国民性)

アメリカ-三碧木星(移民を受け入れ国民平均年齢が常に若い)

イギリス-六白金星(資本主義が生まれた国)

フランス-四緑木星(観光業において抜きん出ている)

ドイツ-七赤金星(工業国であり独自の視点とスタンスを持っている)

 

この割当は確定ではありませんし、他の国も九星に当てはめられるので、ここだけの一時的な割当とお考えください。

 

さて、九星盤にもどりましょう。

 

1985年は六白金星中宮の年になります。

 

二黒土星の日本は、北にあり本厄。

 

月盤では南にあり前厄で、注目を集めるときであり、年盤と月盤は対冲です。

 

対冲のときは、運気は波乱含みとなります。

 

さらに日盤とも対冲となっていて、日本は円高ドル安を好意的に受け止めようとしてはいるものの、戸惑いがかくせないような運気です。

 

六十干支では、1985年は乙丑(きのとうし)で、木剋土という相剋の年になります。

 

木剋土とは、木の性(三碧木星・四緑木星)が、土の性(二黒土星・五黄土星・八白土星)に対して、締めつけて養分を奪うという関係のことです。

 

アメリカ(三碧木星)の財政赤字を救うために、日本(二黒土星)が円高を容認したというのが、プラザ合意でもあるので、偶然とはいえ、ハマりすぎるような気がします。

 

当時のアメリカ大統領はロナルド・レーガン(八白土星)、日本の首相は中曽根康弘(一白水星)です。

 

この2人は「ロンヤス」関係と言われていましたが、土剋水の関係であり、八白土星のレーガンのほうが常に強く、中曽根康弘は勝てない関係です。

 

日経平均株価史上最高値を記録

そして、プラザ合意前は、1ドルが238円と安い円が、1986年には年平均168円へと急激な円高となります。

 

その後も円高は進み、バブル経済と相まって、どんどん上昇していきます。

 

日経平均株価が、38,957円の史上最高値を記録した1989年12月29日の九星盤をみてみましょう。

 

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

バブル経済の最高潮を迎えた1989年は、先に書いた通り、弁財天(己巳)の年です。

 

そして、日本(二黒土星)は中宮にあり、花が咲くときで、まさに世界中の富を一身に集めるような年運です。

 

しかし、吉凶混合運であり、何事も極端になりやすいという運気です。

 

さらに変化変動の暗示があるので、1989年の行いが、その後に大きく影響すると読むことができます。

 

月盤と日盤はどちらも同じで、二黒土星は北西にあり、実をつけるときです。

 

年盤の二黒土星には、月盤・日盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

 

水には流動性という性質がありますが、最高値を記録したこの日は、まさに栄華が流れていくことを暗示しているかのような九星盤です。

 

1989年は、1ドルが137円ほど。

 

バブル経済がはじけ飛んだあとに、1ドル100円を下回る、超円高がやってきます。

 

1ドル79.75円

年平均でみたときに、1995年にはじめて1ドル100円を下回ります

 

1ドル94円。

 

このころから、1ドル100円前後の為替レートがほぼ定着していきます

 

1ドル79.75円を記録した、1995年4月19日の九星盤をみてみましょう。

 

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

1995年は乙亥(きのとい)で、水生木という相生の年です。

 

水生木とは、水の性(一白水星)が、木の性(三碧木星・四緑木星)を助けて育てることを意味しています。

 

一白水星に当てはまる国は、今は思いつきませんが、アメリカがどこかの国から助けられた、という年だったのかもしれません。

 

ちなみに、1995年4月19日時点で、日本の首相は村山富市(四緑木星)、アメリカ大統領はビル・クリントン(九紫火星)で、木生火の関係にあたり、日本からアメリカへエネルギーが流れる間柄です。

 

九星盤に戻りましょう。

 

年盤は定位にもどり、新しいステージに移行するときを迎えています。

 

日本(二黒土星)は、収穫のときであり、目上のサポートがある暗示があります。

 

また、知名度アップや拡散の暗示もあるのですが、世界的に見ても、1ドル79.75円は高すぎると感じられたようです。

 

1995年は四緑木星に歳破がついており、村山富市(四緑木星)首相は8月に退任します。

 

東日本大震災直後から円買い

2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後から、復興特需などをあてこんだのか、円買いが止まらず、10月31日には1ドル=75.32円という史上最高値を記録します。

 

年平均でみると、2011年は1ドル79円で、2012年まで続きます。

 

年平均が1ドル100円未満となるのは、先に書いたとおり1995年にはじめて記録し、2009年から2013年まで続きます。

 

2011年10月31日の九星盤をみてみましょう。

 

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

2011年は七赤金星中宮年で、日本(二黒土星)は南にあり、良くも悪くも注目されるとき。

 

年運はもちろん月盤でも知名度アップの暗示があって、世界的に日本が注目されるという運気です。

 

月盤では収穫のときであり、日盤では花が咲くとき。

 

1995年4月19日も二黒土星が中宮で花が咲くときでした。

 

ちなみに、円高が続いた2009年から2013年は、日本(二黒土星)の運気が下降している時期と一致します。

 

2011年10月31日時点の日本の首相は野田佳彦(七赤金星)、アメリカ大統領はバラク・オバマ(三碧木星)です。

 

金剋木という関係にあり、金の性(六白金星・七赤金星)が、木の性(三碧木星・四緑木星)を切り倒すという関係です。

 

野田佳彦首相のあとは、安倍晋三(一白水星)首相にかわり、水生木という相相の関係にもどります。

 

2011年は辛卯(かのとう)の年なので、金剋木という相剋の年になります。

 

金剋木とは、金の性(六白金星・七赤金星)が、木の性(三碧木星・四緑木星)を切り倒すという意味になります。

 

アメリカに対して、イギリスやドイツなどヨーロッパ勢が対抗してくるとみて良い年運です。

 

2022年 24年ぶりにドル売り円買い

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

2022年9月22日、24年ぶりにドル売り円買いの市場介入を実施しました。

 

2022年は壬寅(みずのえとら)の年で、水生木の年です。

 

水の性(一白水星)が、木の性(三碧木星・四緑木星)を助けて育てることを意味するので、アメリカが優位に立ちやすい年運と読めるでしょう。

 

この日の九星盤をみてみましょう。

 

年盤は定位にもどり、新しいステージに移行するときであり、1995年と同じです。

 

違うのは、二黒土星に歳破がついているかどうか。

 

2022年9月は、日本(二黒土星)に、歳破と月破がつき、困難な状況に陥る暗示があります。

 

市場介入には効果がないことが読み取れます。

 

アメリカ(三碧木星)は運気が上昇に転じ、月盤では運気旺盛ですが暗剣殺です。

 

円安進行!円ドルレートを九星気学でみると?

 

10月12日、24年ぶりに146円台となりました。

 

2022年10月は、日本(二黒土星)は9月に引き続き、歳破と月破のダブルパンチが続いています。

 

アメリカ(三碧木星)は中宮にあり、花が咲くとき。

 

ドル高は2022年11月になれば落ち着くかもしれません。

 

こうしてみてくると、1995年が円高基調への入り口であり、2022年が円安基調への入り口となっているかのようにみえてきます。

 

バブル経済が破綻して以降、円高であったがゆえに、日本経済はなんとか保っていられたのではないでしょうか。

 

ちなみに、次の己巳(つちのとみ)の弁財天の年は、2049年で五黄土星中宮年です。

 

五黄土星は中国の黄土なので、五黄土星=中国とみると、世界の富が中国に集まるときと読めそうです。

 

 

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