2023年6月は四緑木星中宮月になります。 

年盤と月盤が重なるため、良いことも悪いことも2倍以上となりやすいときです。

月破は北の方位にあり、九紫火星が位置しています。

五黄土星が北西にあり、東南の三碧木星が暗剣殺となるため、2023年6月は、北、北西、東南の方位は凶方位となります。

四緑木星は風を表しています。

風はどんなところにも入り込みますので、動き回る、落ち着きがないという意味もありますが、風は障害物にぶつかれば流れを変えることから、状況に応じて動くという意味もあります。

年盤の五黄土星に、四緑木星が回座するので、大風や台風など、風害が発生する可能性が高いでしょう。

また、四緑木星には信頼、拡散という象意もありますから、五黄土星生まれの人にとって、評価が高まる、知名度があがると読み取れます。

さらに、四緑木星の風は、遠くの場所へ飛んでいけることから、遠方との関係が出てくるという象意も持っています。

旅行業、貿易や運送業などが、活発化すると思われます。

2023年の年盤、そして6月の月盤は、どちらも東南の三碧木星が暗剣殺、北西が五黄殺です。

三碧木星は「震える（ふるえる）」という言葉にあらわされるとおり、震動すること、つまり地震をあらわしています。

また五黄土星には、地震・津波・天変地異という象意があり、こちらも地震と直結しています。

地震は、いつ、どこで起こってもおかしくありませんので、凶方位では、特に注意が必要です。 

東京からみて北西の方位では、石川県珠洲市で震度6強の地震、東南の方位では、千葉県木更津市で震度5強の地震がありました。

⇒ 石川県珠洲市で震度6強の地震発生！を占ってみると

⇒ 千葉県木更津市で震度5強の地震発生！を占ってみると

年盤と月盤が重なるときは、その影響力は2倍以上となりますから、地震災害が起こりやすいと言えそうです。

2023年6月の吉日は、   

2日：一粒万倍日・甘露吉祥日・大安

3日：一粒万倍日

16日：一粒万倍日

17日：一粒万倍日

21日：甘露吉祥日

25日：甘露吉祥日

28日：不動尊の日・一粒万倍日

29日：一粒万倍日

となります。  

とくに良いのは、吉が重なる6月2日でしょう。

調う、斉う、整理、精神、意志、早熟

長女、部下、雇い人、世話、歓迎

風、遠方、評判、信用、旅行、通勤、行く、通知、報告、宣伝

縁談、結婚、心の往来、人の往来、物品の往来、交渉、行き違い

四季の風全般（春風、そよかぜ、涼風、北風、木枯らしなど）

四緑木星中宮の日には風が起こりやすい

玄関、道路、軌道、切り通しの道、出入り口

材木置場、林野

鳥屋

呉服屋

飛行場

建具一式、針金、電柱、電信電話の線

木材、木刀、棟木、敷居

屏風、引き出し

糸類、紐類、縄類、帯類

下駄、草履、靴類

扇風機、扇子、うちわ、風船、飛行機、気球、飛行船

煙、羽、線香

毛髪、ブラシ

手紙、はがき、宅配

長女

美容師、大工、建具屋、林業従事者、材木商、綿糸商、紡績業者

旅人、行商人、運送屋、宅配業者、案内人、郵便配達員、仲介人

パイロット、営業マン

紙屋、蕎麦屋

広告業者

道に迷っている人

凧をあげている人

麺類、芋、大根の繊維質

肉類・魚類の燻製品

うなぎの蒲焼

酸味

左手、太もも、頭髪

腸、気管、食道、動脈、神経、筋、呼吸器

わきが、屁

蛇、すべての長い虫類、蝶、トンボ、ハチ

鳥類

木の葉、枯れ草、マコモ、葦、トクサ、松、杉

粟、茶、蘭、百合、バラ、ハーブ、香草類、香木類

ニラ、にんにく、菖蒲、ツル、朝顔、夕顔、ツルでまきつく植物、ぶどうのツル

一白水星は南西にあり、後厄です。 

栄誉と注目の暗示があるので、何かと話題の中心になりやすい年運ですが、隠しておきたいことや秘密が暴露されてしまうのかも。

将来に向けて準備するときでもあるので、身辺には要注意。

吉方位：なし

二黒土星は東に出て、運気は上昇に転じる年運なのですが、困難な状況に陥る暗示があり、体調面には特に注意が必要です。

冷えから体調不良になりやすいので、身体を温めるようにしましょう。

吉方位：北東、南

三碧木星は東南にあり、運気は旺盛なのですが、暗剣殺です。  

第三者から災難が持ち込まれてしまう凶運であり、事故・事件などに巻き込まれやすい運気です。

受け身の暗示があるので、トラブルが起こっても自力で解決するのは難しそう。

吉方位：南西

四緑木星は中宮にあり、花が咲くときです。

開拓・奮起の暗示があり、先走りしやすいとき。

中宮のときは運気は極端になりやすいので、積極策より消極策で慎重に行動することが求められます。

吉方位：南西

五黄土星は北西にあり、実をつけるときです。  

拡散、知名度アップの暗示がありますから、努力に応じた結果がついてくるのかもしれません。

また、遠方の知人や友人から、良い知らせが届くかも。

吉方位：東、北東

六白金星は西にあり、収穫のときですが、五黄殺であり、自滅的になりやすい年運です。

自滅的な運気のときは、できるだけ受け身に徹し、災難を呼び込まないようにしましょう。

また、体調が悪いときは、早めに医師の診断を受けましょう。

吉方位：南、北東

七赤金星は北東にあり、変化変動です。   

目上の人や権威者によってサポートされる暗示があり、引き立てられる運気なので、目上の人からの申し出には積極的に応じてください。

ただし、相手がどんな人物なのか、チェックは怠りなく。

吉方位：東、南

八白土星は南にあり、前厄です。 

人間関係の拡大とよろこびごとの暗示があるので、金銭の出入りが増えるでしょう。

また、「離」の作用が働くため、転職や転居、離別といったことを経験するかもしれません。

吉方位：東、北東

九紫火星は北にあり本厄、月破がついています。  

定位対冲の年運なので、良いこと悪いことが起こりやすく、人生の転機を迎えることも。

ただし、6月は月破の影響で、思い通りにならないことが増えそう。

吉方位：東

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九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2023年6月の月盤は四緑木星中宮ですから、五黄殺は北西、暗剣殺は南東になります。

2023年6月は、「七曜陵逼（しちようりょうひつ）」があり、6月25日（旧暦5月8日）までの期間となります。

「七曜陵逼」とは、特定の「曜」が特定の「宿」を剋して、「曜」が勝ち「宿」が負けたときに災いに至るというものです。   

つまり、「曜」が「宿」を凌駕して脅かす状態を指します。  

この「七曜陵逼」の期間には、吉凶が逆転するといわれています。  

なかでも、この期間中に命宿と胎宿の日がぶつかると、必ず災難にあうとされています。

今日は良い日だと思っても、この期間は運気が逆転していますので、ご注意ください。

■業宿の日

本来は大吉ですが、何事も成就しない日となります。

いつも以上に、人の役に立つような善行を積むことを心がけが必要になります。

■栄宿の日

この日も本来は大吉ですが、積極的に行動してはならない要注意日になります。

何事も控えめにしたほうが良いという日になります。

■安宿の日

運気が安定する日のはずが、逆転すると運気に波乱が生じるとされています。

■友宿・親宿の日

交流・コミュニケーションに適した日ですが、逆転すると人間関係において問題が発生しやすいとされます。

人から裏切られたり、だまされたりしないように注意すべき日になります。

□衰宿・危宿・壊宿の日

本来は凶の日ですが、逆転して、求める気持ちが通じる日、物事を成し遂げてくれるという吉日になります。

ただし、「業に属する壊宿（暗黒の一週間）」の日は、吉日に転じることはありません。

■命宿・胎宿の日

命宿・胎宿の日は、逆転現象の影響をうけません。

つまり、凶のままであり、むしろ凶意が増すと考えられています。 

宿曜経では、陵逼によって命宿が剋されたときには命が脅かされ、業宿が剋された時には行動が成就せず、胎宿が剋された時には邪難にあうと警告されているほどです。

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2023年6月は、風が強い日が多く、晴れたり曇ったりという天候となるでしょう。 

しかし、一足早い台風が襲来し、大きな打撃を与えるのかもしれません。

また、四緑木星が年盤と月盤で重なるため、呼吸器系疾患や気管支炎、風邪などが流行する可能性があります。

新型コロナウイルスの感染が増えるのかもしれません。

株式市場は乱高下、波乱が起こりやすいようです。

思いがけないような銘柄が急上昇、安定株が急降下ということも起こりやすいときです。

経済面では何らかの変化が起こり、庶民生活への影響が現れるかもしれません。

しかし、庶民にとって、2023年は経済的にも苦しいことが続く暗示がありますから、状況が好転するのは2024年になってからのようです。

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