2020年3月は七赤金星中宮月になります。 

月破は酉の方位にあり、九紫火星です。

九紫火星は西にあり、暗剣殺であり、これに月破がつきますから、災厄が2倍になると考えても良いでしょう。

2020年3月は、年盤と月盤が重なるので、良いことも悪いことも極端になりがちです。

⇒ 2020年を九星気学でみてみると

吉神は、艮（北東）の方位に生気、甲（東微北）の方位に月徳、丙（南微東）の方位に月徳合、坤（南西）の方位に天徳・天道、庚（西微南）の方位に月空が、それぞれついています。

七赤金星は、「愉悦」をあらわしており、収穫の喜びも意味しています。

また、精錬された金属であり、七赤金星には経済や金運などの意味もあります。

七赤金星が中宮にあるときは、経済は表面的には順調のように見えて、波乱含み、八方塞がりという暗示があり、全体的に下り気味です。

経済活動は縮小傾向にあり、新型コロナウィルスの影響もあって萎縮傾向のため、企業の倒産や経営破綻などが起こる可能性があります。

特定の方だけにお送りしているメールマガジンにはすでに書いていますが、七赤金星には呼吸器疾患の象意があります。

年盤と月盤が重なっているので、新型コロナウィルスが猛威をふるうのは、2020年3月がピークとなるのではないでしょうか。

天候では曇天や雨を示しており、西風も七赤金星の象意になります。

月破は西にあり、九紫火星ですから、東京からみて西の方位で、火事・火災、または火山の噴火などの可能性があります。

西、秋、金銭、酒食、口、祝典、結婚式、笑う

不足、不注意、手落ち、取り換える

壊れたところ、欠陥、舗装工事、天井の修理、陰気な場所

散財して喜ぶ、食べ過ぎて身体をこわす、皮肉な言動、遊興中

西風、暴風雨、荒れ模様、降雨、変わりやすい天気、新月、秋風

養鶏場、水商売（飲食店など）、花柳界、貯蔵庫、造船所

沢、くぼ地、沼沢地、低地、溝、断層、石垣、山崩れ、がけ崩れ

湖、水たまり、溜池、井戸、川端、浅い海、渕

金物、刃物、楽器、釣り鐘、鈴

上に凹みのあるもの、頭部のないもの、先のないもの、破損したもの、修理したもの

借金

少女、歌手、芸者、料理屋の女性従業員、不良少女、後妻、妊婦

飲食店主、金融業者、歯科医師、仲介者、セールスマン、宝石商

鶏肉、鶏がらスープ、親子丼

酒、甘酒、おしるこ、コーヒー、紅茶、牛乳、餅菓子

右肺、口中、歯、咽頭、気管支、口の周り

頭部の故障

ひつじ、サル、ニワトリ、セミ

桔梗、尾花（ススキ）、萩、藤袴、なでしこ、月見草、女郎花

スイカ、しょうが

一白水星は北東にあり、変化変動です。

特に家族や親類などとのトラブル、不動産トラブルが起きやすいという暗示があります。

また、言葉は選んで、相手に配慮するように注意すべき運気ですから、注意の上にも注意をはらって吉です。

吉方位：北、東南

二黒土星は南にあり、前厄です。

目立つ、注目を集める暗示がありますが、歳破がついているので、契約などの文書に関するトラブルには注意すること。

また、秘密の暴露、問題の再燃、さらには離別といったことも起こりやすい運気です。

吉方位：北西、東南

三碧木星は北にあり本厄なので、体調不良になりやすく、病気になると長期化します。

自滅的な言動が出てしまいがちな運気なので、口が達者で、おしゃべりも大好きな人は、言葉選びにはとくに注意しましょう。

一度失った信頼は、なかなか取り戻すことができません。

吉方位：北東、南西

四緑木星は南西にあり、後厄です。

体調面に気をつけ、家庭をふりかえり、足元を固めるときです。

目上から引き立てられたり、サポートを受けたりという暗示がありますので、身辺をきれいにすることが大切です。

吉方位：北

五黄土星は東にあり、運気は上昇に転じます。

人間関係の拡大、慶び事、そして金銭の出入りが増える暗示があります。

才能が開花し、ビジネス発展の兆しを感じられるでしょう。

吉方位：北西、南、東南

六白金星は東南にあり、運気は旺盛です。

定位対冲なので、大きく運命の歯車が動くときです。

結婚など、準備してきたことの結果も出てきますから、積極的に対応して吉。

ただし、良くないことも起こりやすいので、よく考えてから行動しましょう。

吉方位：南、北東

七赤金星は中宮にあり、花が咲くときです。

中宮のときは、吉凶混合運なので、何事も極端なことになりやすい運気です。

とくに、契約や文書関係のトラブル、隠しておきたいことが発覚する、病気の再発なども起こりやすい暗示があります。

吉方位：南、北西、東南、北東

八白土星は西北にあり、実をつけるときです。

しかし、思っているより成果は小さく、むしろ困難な状況に陥ってしまうかも。

下半身の冷えからくる病気、また循環器系の病気には注意が必要です。

吉方位：南

九紫火星は西にあり、収穫のときですが、暗剣殺、そして月破がついています。

周囲から足を引っ張られる、環境が整わないなど、他動的な災厄が起きやすい暗示とともに、計画の頓挫といった破れが起こりやすい運気です。

家族関係の問題も起こりやすいのですが、消極策、受身に徹したほうが良さそうです。

吉方位：北、南西、南、西北

九星気学でみる2020年3月の運気を動画でご覧になっていただけます↓

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⇒ 干支にもある吉方位！さらに運気アップの吉方位旅行とは？

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⇒ 九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人

九星気学では、日盤を９つの本命星が巡っています。

そのなかで、運気の良くない日は次のような日になります。

開運ブログでは、以前も書いていますが、五黄殺の正面、反対側に本命星があるときは「暗剣殺」という凶運日になります。 

暗剣殺は、他人からの影響によって運気が下がります。

日破とは、破れのある日のことです。

この日破が、自分の本命星にある日は凶になります。

2020年3月の月盤は七赤金星中宮ですから、五黄殺は東、暗剣殺は西になります。

旧暦の2月1日は、新暦の2月24日でしたので、新暦の2月24日～3月8日まで七曜陵逼となります。 

古来、七曜陵逼の期間中は、月の運行が狂い、地球に重大な厄害を与えると考えられてきました。  

2020年2月は、月の半分が七曜陵逼であり、不安定な時になると先月書きましたが、結果としてそのとおりになっています。

新型コロナウィルスは、社会に不安定で、見えない恐怖を植え付けつつあります。

しかし、3月8日までで七曜陵逼が終わりますから、これ以降は、少しずつ落ち着いてくるのではないでしょうか。

⇒ 【2020年2月】九星気学と宿曜から見る毎日の運気 

宿曜でも、毎日その日の宿があります。

本命宿によって、その宿がどのような意味になるのか異なります。

それは、本命宿にはそれぞれ異なるホロスコープがあり、そのホロスコープが毎日の運気の基本となります。

日の運気を見るためには、ホロスコープにある次の意味を知る必要があります。

「命」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（現在）

「業」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（過去）

「胎」・栄・衰・安・危・成・壊・友・親（未来）

ホロスコープでは、命からはじまる「現在」の９日間、業からはじまる「過去」の９日間、胎からはじまる「未来」の９日間が、順番に巡っています。

宿曜では27日でひと回りし、また命からはじまります。

そして、この周期のなかで何をしても凶の意味があるのが、暗黒の一週間です。

暗黒の一週間とは、「業」・栄・衰・安・危・成・壊の７日間を指します。

体力・気力が落ち込み、なかなか思い通りに進みません。

やらなければならない仕事があるのに、少しもはかどらない、または手につかない、という時期にあたります。

この期間は、積極的な行動は避け、自己主張は避け、我を張るような行動は絶対に避けましょう。

「業」は善行を求めているので、無私無欲で過ごすことが大切です。

この暗黒の一週間で、とくに大凶という日は「成」「壊」の日。

つぎに悪いのは「栄」「衰」になります。 

本命星と同じ宿星の日。

この世に生を受けたその日のことです。

• 所持控えめに
• 無私無欲
• 礼儀正しく
• 失礼のない身だしなみを心がけましょう

あらゆることに対して吉運があるとされています。

発展運のある日。

• 前向きに
• 仕事関係は進めてよし
• 新しいことも吉
• 気持ちが盛り上がるおしゃれを心がけましょう

本命宿のエネルギーを抑制し、委縮させる日です。

• 体調不良
• 旅行は避ける
• 身の程を知る
• 自らを振り返る

物事を穏やかに安定させる気が働く日です。

• 安定
• 内面の充実させる
• リフレッシュ
• 造築・造園は吉

本来のエネルギーに力を貸さない、助けない日。

危険なほうへ傾いていく作用が働く日です。

• 好事魔多し
• 取引や交渉は避ける
• 売買は凶
• 怪我に注意
• 旅行は避ける
• 口はわざわいの元

物事が達成・成就する日。

地道に努力して生きた人、苦労してきた人が報われる日です。

• 大きな計画を立てると吉
• 交際が一歩すすむ

何事も不利な方向に進む日。

万事控えめにすべき日です。

• 悪しき敵を破壊すると吉
• 内なる敵を破壊する
• 予定外の行動は避ける
• 因果応報
• さわらぬ神にたたりなし

人と人との和合の日。

これまでの人間関係が助けになる日です。

• 交友をひろげる
• 仕事は前向きに
• 行事、結婚式、宴会など人が集まることは吉
• 新しい出会い、新しい恋愛に最高の日

人間関係に吉の日。

積極的な交友を行う日です。

• 人を大切にする気持ち
• プライベートな関係に目を向ける

前世が宿っている日。

現世の災いの因縁となる前世の悪行という意味を含む日です。

• 清めの期間のはじまり
• 善行は悪を成就させない
• 人のために尽くす

受胎の日。

誕生まで元気で過ごせるかどうかわからないあやうさを含んだ日です。

• 諸事控えめに
• ムリはしない
• 謙虚にふるまう
• 病気に注意

カレンダーの青い部分は、宿曜占星術の暗黒の一週間にあたります。

暗黒の一週間と、九星気学で凶の日が重なるときは、特に注意しましょう。

2020年3月は、新型コロナウィルスとともに、経済ニュースが増えるでしょう。

経営の大転換、企業買収または売却などの話題が、株価の乱高下を引き起こすかもしれません。 

政治的には、安倍晋三首相（一白水星）に、大きな変化がありそうです。

言葉によって失敗する暗示がありますから、窮地に陥るかもしれません。

しかし、一白水星には、年盤では天道、月盤では生気という吉神がついているため、退陣とはなりそうもありません。

安倍晋三首相は、批判に絶えながらもしぶとく生き残り、6月から9月までは天道のエネルギーを満喫するでしょう。

一白水星の安倍晋三首相の場合、2月～5月までと10月～翌1月までは都天殺という凶神がついているので、この期間は苦労する、災いがもたらされるということになります。

一白水星のみなさんは、夏までじっと我慢してください。 

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