秋葉原無差別殺傷事件 死刑執行
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
秋葉原無差別殺傷事件は、2008年に起こった通り魔殺傷事件です。
人で賑わう秋葉原で、7人が亡くなり、10人が重軽傷を負いました。
犯人は、加藤智大死刑囚ですが、2022年7月26日に死刑が執行されました。
加藤智大死刑囚について調べてみました。
※2021年7月7日に投稿した記事に追加・修正を行いました。
加藤智大死刑囚を九星気学でみると？
■加藤智大死刑囚（9－7－7）
加藤智大死刑囚は、1982年9月28日生まれ。
本命星：九紫火星
月命星：七赤金星
傾斜宮：七赤金星
加藤智大死刑囚は、本命星の九紫火星と、月命星と傾斜宮の七赤金星は、火剋金（火は金属を溶かす）という相剋の関係です。
九紫火星は、頭脳明晰で、先見性があり、美的センスにすぐれています。
そのためか、見栄や体裁を気にするところがあり、派手好きで贅沢です。
また、交際上手ですが、浅い付き合いの人間関係に終止する傾向があります。
月命星と傾斜宮の七赤金星は、金属であり金運を表しています。
その場の雰囲気を明るく楽しいものにする天性の才能があり、にぎやかなことを好みます。
七赤金星の特質は批判力であり、物事を斜めにみて、言葉にする能力が高いのですが、この星回りは七赤金星を２つも持っているので、少し口うるさいタイプといえます。
また、九紫火星は自尊心が高く、七赤金星は自己顕示欲が強いので、ライバル心を燃やす星回りといえます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
↓
⇒ 【九紫火星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
加藤智大死刑囚の運気を九星気学でみると？
■2008年6月8日 事件発生
2008年6月8日、加藤智大死刑囚は、かねて準備していた通りに、実行します。
秋葉原無差別殺傷事件です。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、九紫火星は東南にあり、運気は旺盛ですが、五黄殺（自滅）の暗示があります。
年盤の九紫火星には、月盤の三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
月盤では、九紫火星は北にあり本厄で、月破がついていおり、日盤では、九紫火星は南西にあり、後厄です。
また、月盤の九紫火星には、日盤の八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
八白土星には、交差点という象意があり、秋葉原の交差点で事件が起こったことを示唆しているかのようです。
九紫火星生まれの加藤智大死刑囚にとって、2008年6月は、最悪に近い運気だったことが、九星版には現れています。
■2012年 『解』出版
2012年は六白金星中宮年で、九紫火星は北東にあり、変化変動です。
九紫火星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
加藤智大死刑囚は、『解』を獄中出版します。
東京高裁への控訴は、第一審の死刑判決を支持・棄却する判決がおります。
■2014年 『東拘永夜抄』『殺人予防』
■2015年2月2日 死刑確定
2015年2月2日、最高裁で、死刑が画定します。
この日の九星盤をみると、年盤は2014年と同じく四緑木星中宮であり、九紫火星にとって大きく運命が動くときです。
年盤の九紫火星には、月盤の二黒土星が回座し、従順・受け身の暗示があり、裁判結果を逆転できるような運気ではありません。
むしろ、月盤の九紫火星は変化変動ですから、判決が確定したことにより、人生の転機を迎える運気と読めます。
日盤の九紫火星は東南にあり、運気旺盛ですが、月盤の五黄土星に回座しているので、五黄殺（自滅）の影響を受けやすいときです。
大きな事件を起こす人物は、どのタイミングでも、運気があまり良くありません。
まるで、負のエネルギーが集まってくるかのようです。
■2016年 再審請求
2016年は二黒土星中宮年で、九紫火星は東に出て、運気は旺盛です。
九紫火星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
加藤智大死刑囚は、東京地裁に再審請求を申し立てます。
この事件で死傷した被害者の方の気持ちを考えると、このような引き伸ばしは、加藤智大死刑囚にとっても良いこととは思えません。
被害者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
■2022年7月26日 死刑執行
2022年7月26日午前、加藤智大死刑囚の死刑が執行されました。
この日の九星盤をみてみましょう。
年盤では、九紫火星は定位の南にあり前厄ですが、この場合は「離」の作用が働くとみます。
「離」の作用とは、現在地点から離れることを意味しており、移転や転職などもありますが、死別も含まれます。
年盤の九紫火星には、月盤の一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。
また水火殺でもあり、運気はかなり悪いときです。
月盤の九紫火星は北東にあり、変化変動。
月盤の九紫火星には、日盤の五黄土星が回座して五黄殺、つまり自分が原因となって凶運を呼び込むという運気になります。
九星盤からみてとれるのは、加藤智大死刑囚の運気がかなり弱いことです。
いっぽう、死刑執行を命じた古川禎久法務大臣は、八白土星生まれです。
年盤の八白土星には、月盤の九紫火星が回座し、注目の暗示があります。
また月盤の八白土星は西にあり、収穫・結果のときであり、さらに日盤の四緑木星が回座しているので、知名度アップの暗示もあります。
古川禎久法務大臣にとって、加藤智大死刑囚の死刑執行は、自身の将来のために行ったことであり、死刑執行を決断したことで、認知が広がることを期待したのではないでしょうか。
加藤智大死刑囚を宿曜占星術でみると？
■加藤智大死刑囚【室宿】
宿曜占星術では、加藤智大死刑囚は室宿の生まれです。
室宿は、陽気な楽天家で自信家の本命宿です。
良い資質がでれば、リーダーシップのある好人物ですが、策略を弄することも巧みで素早いのが室宿です。
室宿は、自分の願望達成のためには、たいていの困難に屈せず、目的に向かって精力的に前進します。
また、短気で怒りっぽく、他人への思いやりに欠けています。
加藤智大死刑囚は、火曜生まれの室宿なので、向こう気が強く、家人の言うことを全く聞かないか、家人を非常に大切にするか、の2通りの人がいます。
室宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「室宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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