柔道男子100キロ級金メダル
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
連日の金メダルラッシュのなか、柔道男子100キロ級では、初出場のウルフ・アロン選手が金メダルを獲得しました。
この階級での金メダルは、2000年のシドニー大会以来5大会ぶりだそうです。
ウルフ・アロン選手について調べてみました。
⇒ 2020年東京オリンピック金メダリスト537人を九星気学と宿曜占星術で見てみると？共通点は？
ウルフ・アロン選手を九星気学でみると？
■ウルフ・アロン選手（4－8－1）
ウルフ・アロン選手は、1996年2月25日生まれ。
本命星：四緑木星
月命星：八白土星
傾斜宮：一白水星
ウルフ・アロン選手は、本命星の四緑木星と月命星の八白土星は、木剋土（木は土に根をはり栄養を奪う）という相剋の関係にあります。
四緑木星は風であり、隅々まで行き渡るようなコミュニケーション能力を示しています。
義侠心が厚く、人のために尽くす人でもありますが、善良すぎて意外にもだまされやすいのが四緑木星です。
しかし、ときに強気の交渉力で、物事をまとめてしまう手腕を発揮します。
八白土星は山であり、冷静沈着で意志堅固であり、目的遂行能力が高く、自分のプライドのために努力します。
また、一白水星には非常に頑固な面がありますが、表面的には柔軟であり、よく考えて行動するという資質を持っています。
八白土星も一白水星も、人間関係には慎重なので、表面的な交際は得意でも、心から信頼できる人が少ないため、孤独になりがちです。
この星回りは、企画力・創造力の一白水星から四緑木星にエネルギーが流れているので、「相手に伝えるにはどうすればよいか」を実践しようとする傾向が強いといえます。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
ウルフ・アロン選手の運気を九星気学でみると？
■2017年 世界選手権優勝
2017年は一白水星中宮年で、四緑木星は北東にあり、変化変動です。
四緑木星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
ウルフ・アロン選手は、世界選手権で優勝し、これ以降、存在感が増したようです。
■2018年 グランドスラム・大阪優勝
2018年は九紫火星中宮年で、四緑木星は南にあり、前厄です。
前厄のときは陽の当たるときであり、注目されるときですが、暗剣殺。
四緑木星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示がありますが、歳破がついています。
運気的には良くないときですが、ウルフ・アロン選手は、グランドスラム・大阪で優勝します。
■2019年 右膝半月板損傷
2019年は八白土星中宮年で、四緑木星は北にあり、本厄です。
四緑木星の定位には七赤金星が回座し、人間関係の拡大と喜びごとの暗示があります。
ウルフ・アロン選手は、右膝を負傷したために手術を受けることになります。
これは、まさに本厄の影響が出ていると思われます。
また、結婚されてもいて、これには七赤金星の影響が出ているのでしょう。
■2021年7月29日 100キロ級金メダル
2021年7月29日、ウルフ・アロン選手は、100キロ級で金メダルを獲得します。
これにより、男女合わせて史上10人目となる三冠(全日本柔道選手権大会、世界柔道選手権大会、オリンピック柔道競技)を達成したそうです。
この日の九星盤をみると、年盤では、四緑木星は東に出て運気は上昇に転じているのですが、年運としては自滅の暗示があります。
月盤では、四緑木星は南にあり注目されるときですが、暗剣殺。
年盤の四緑木星には、月盤の七赤金星が回座し、喜びごとの暗示があります。
年盤と月盤を見る限り、決して良い運気とはいえません。
ところが日盤では、四緑木星が中宮にあり、良いことも悪いことも極端な結果になりやすいという運気であり、調子が良ければ頂点まで、というときです。
月盤の四緑木星には、日盤の八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
ウルフ・アロン選手は、日盤の運気の良さに助けられたのかもしれません。
しかし、2018年にグランドスラム・大阪で優勝したときの年運も良くないときでしたから、ウルフ・アロン選手は、凶運を跳ね返す力強さを持っているように感じます。
金メダルおめでとうございます。
ウルフ・アロン選手を宿曜占星術でみると？
■ウルフ・アロン選手【畢宿】
宿曜占星術では、ウルフ・アロン選手は畢宿の生まれです。
畢宿は、時間をかけて技能や技術を高めるような仕事に向いている本命宿です。
畢宿さんは、自分の信念は決して曲げず、理想を掲げ、高い見識を備えた人物が多く、強いエネルギーを生まれながらに持った、傑出した存在となりやすい傾向があります。
畢宿さんは、人材の育成にも才能を発揮しますが、見せかけだけの人物や、要領よく立ち回る者を卑しみ、軽はずみな言動を嫌います。
ウルフ・アロン選手は、大変善良で、なにかにつけ遺恨を残すようなことはありません。
見知ったことは何でも話してしまう、あけすけなタイプのようです。
畢宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「畢宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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