太陽王と呼ばれたフランス王
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
ルイ14世って、どんな人だったんでしょうか。
歴史の教科書では、絶対君主制を確立したフランス王と書いてあったような、なかったような？
ルイ14世について調べてみました。
ルイ14世を九星気学で占ってみると？
■ルイ14世（2－5－2）
ルイ14世は、1638年9月5日生まれ。
本命星：二黒土星
月命星：五黄土星
傾斜宮：二黒土星
ルイ14世は、すべてが土の性に属すタイプで、一切の迷いがありません。
二黒土星は畑の土であり、万物を育む力をもっています。
まじめで勤勉であり、自分から率先して動くよりも、サポート役として周囲を支えたほうが、二黒土星の良さが発揮されます。
五黄土星は中国の黄土であり、荒野を表しており、強い腐食作用を持っています。
また九星のなかの帝王の星なので、その強さから、運勢は極端になりやすく、周囲への影響力は絶大なものがあります。
この星回りは、月命星に五黄土星を持っているので、一度決めたことは、確実に実行する意志の強さがあります。
ルイ14世が二黒土星生まれであることは、少し意外ですが、何度も戦争を戦い抜き、ヴェルサイユ宮殿を建設するなど、実は二黒土星の欲の深さがよく出ているのかもしれません。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【二黒土星】最も運気が強いのは？本命星・月命星・傾斜宮の組合せは？
ルイ14世の運気を九星気学でみてみると
■1643年 4歳で即位
1643年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。
ルイ14世はまだ5歳なので、運気は月命星の五黄土星でみます。
五黄土星は東南にあり、運気は旺盛です。
また、五黄土星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。
ルイ14世は、父・ルイ13世が死去すると、フランス国王に即位します。
■1659年 スペイン王フェリペ4世の王女マリア・テレサと婚約
1659年は八白土星中宮年で、二黒土星は北東にあり変化変動、暗剣殺で定位対冲です。
二黒土星にとっては最悪の運気ですが、人生の転機を迎えることがある運気です。
ルイ14世は、フランス・スペイン戦争終結のピレネー条約によって、ルイ14世はスペイン王フェリペ4世の王女マリア・テレサ（マリー・テレーズ）と婚約し、翌年、結婚します。
■1661年 親政を開始
1661年は六白金星中宮年で、二黒土星は北にあり、本厄です。
二黒土星の定位には三碧木星が回座し、開拓・奮起の暗示があります。
ルイ14世は、親政を開始することを宣言し、以降は宰相をおきませんでした。
また、ヴェルサイユ宮殿の建設に着手します。
■1665年 コルベールを財務総監に任命
1665年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動です。
ルイ14世は、職権乱用で私腹を肥やしていた大蔵卿ニコラ・フーケを逮捕、投獄すると、コルベールを財務総監に任命します。
コルベールは、ルイ14世の側近として財政再建に取り掛かり、20年の長きにわたってつかえることになります。
■1682年 ヴェルサイユ宮殿完成
1682年は三碧木星中宮年で、二黒土星は東南にあり運気は旺盛ですが、歳破がついています。
二黒土星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。
ルイ14世は、ヴェルサイユ宮殿を完成させると、王宮をヴェルサイユに移します。
■1683年 王妃マリー・テレーズ死去
1683年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
王妃マリー・テレーズが死去すると、ルイ14世は、寵姫マントノン侯爵夫人と秘密結婚します。
また、最も重要な廷臣であるコルベールも死去します。
■1701年 スペイン継承戦争
1701年は二黒土星中宮年で、花が咲くときです。
二黒土星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。
ルイ14世は、スペイン王家が断絶の危機にあることから、血縁関係にあることを理由に、スペイン継承戦争へと突き進みます。
■1715年9月1日 死去
1715年9月1日、ルイ14世は壊疽の悪化により亡くなります。
この日の九星盤をみると、年盤では二黒土星は北にあり本厄です。
月盤では、二黒土星は北東にあり変化変動で、月破がついています。
年盤の二黒土星には、月盤の四緑木星が回座し、遠方の暗示があります。
また、日盤では、二黒土星は西にあり結果のときですが、日破がついています。
ルイ14世は77歳で亡くなりますが、九星盤をみると、この日は思い通りにならない運気であり、体調は悪かったことがわかります。
ルイ14世を宿曜占星術で占ってみると？
■ルイ14世【星宿】
宿曜占星術では、ルイ14世は星宿の生まれです。
星宿は、好きなことを徹底して行う完全主義者です。
星宿さんは、世間の常識やしきたりにはあまりこだわらず、虚飾を嫌い、徹底した自己流を貫く人が多いのですが、しっかりと計算はしています。
土地に縁が深く、土地で財を成すという運勢をもつ星宿さんなので、ルイ14世が、各地で戦争し、領土拡張を狙ったのは、星宿さんだったからかもしれません。
星宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「星宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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