あなたは内向型？それとも外向型？
こんにちは、生方吉子（うぶかたよしこ）です。
九星気学と宿曜占星術のデータが8000人を超えました。
歴史人物から著名人やタレントまで、幅広く網羅しています。
そのデータを毎日のように眺め、データを追加していると、あることに気づきます。
それは、81通りの九星気学の組み合わせ（本命星・月命星・傾斜宮）のなかでも、歴史人物や著名人・タレントが少ない組み合わせがあること。
⇒ 九星気学で運勢が強いのは？81通りの本命星・月命星・傾斜宮の組合せを見てみると
そして、宿曜占星術でも、27の本命宿のなかで、歴史人物や著名人・タレントが少ない本命宿があること。
「運気が弱い」と一言で済ませられないようなことが、そこには潜んでいると思われるからです。
そんな思いがずっとあった生方が、最近手にしたのが、『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』という本です。
人には内向型と外向型があって、内向型だといろいろと損をしやすい社会構造となっているので、多くの場合はどちらの要素も持っているようです。
では、内向型とは？
内向型の特徴とは？
『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』のなかで紹介されている内向型の特徴は、次のようにまとめられると思います。
- ほめられると恥ずかしくなる
- 自分を売り込むことが苦手
- じっくりと考え、慎重に行動する
- 孤独に強い
- 一人になることがエネルギーチャージすること
- リスクヘッジ型、危険を回避する
- 「友人」の定義が狭い
- 電話が苦手
- 文章を書くことで自分の考えを伝えたい
内向型か外向型か、自己分析できる質問項目が、『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』のなかにありますから、詳しくはそちらをご覧ください。
生方自身、どちらかといえば内向型であり、後天的に外向型の性質を獲得していったタイプだと分析しています。
子供のころは臆病な恥ずかしがり屋で、人前で話すことは苦手でした。
本を読むのが好きで、ひとりでいることがまったく苦になりません。
多くの人に囲まれると居心地が悪く、今でもパーティのような場所は好きではありません。
そして、なにより大切なことが、自分ひとりの時間を持つこと。
外向的にならないといけない場面を極力回避したい、という気持ちは、今でも変わりません。
仕事では抜けや漏れが少ないのも内向型の特徴であり、スタープレイヤーというよりも、補助的な役割をするロールプレイヤーです。
そんな内向型のほうが、外向型よりも成功者に多い、というのが『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』の結論のようです。
でも、本当にそうでしょうか？
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内向型の成功者たち
『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』のなかで、内向型の成功者として知られている人たちの名前があげられています。
イーロン・マスク（2－7－9 張宿）
ビル・ゲイツ（9－6－8 婁宿）
ウォーレン・バフェット（7－2－1 房宿）
マーク・ザッカーバーグ（7－5－7 房宿）
スティーブ・ウォズニアック（5－5－7 鬼宿）
ラリー・ペイジ（9－4－1 斗宿）
マリッサ・メイヤー（7－5－7 虚宿）
占い師・生方として、これらの成功者をみると、九星では土の性に属している二黒土星・五黄土星・八白土星を持っていると言えます。
唯一、土の性の九星を持っていないのはラリー・ペイジですが、彼は熟慮する星・一白水星を持っています。
また、7人全員が、七赤金星または九紫火星のどちらかを持っています。
それぞれの星の特徴について、少し説明しておきましょう。
土の性に属している二黒土星・五黄土星・八白土星の基本的な性格は、まじめで勤勉であることです。
二黒土星は柔軟性、五黄土星は意思力、八白土星は目的遂行力という特性を、それぞれ持っています。
七赤金星は現実的であり、物事を斜め上から見て発言する批判力の持ち主。
一般人とは異なる解釈をし、常識を打ち破る力を秘めています。
九紫火星はひらめきとアイデア、そして美的センスの持ち主であり、表面的には社交的に見えます。
つまり、この7人の成功者には、内向的なタイプというだけでなく、社会を変えることができる性質の持ち主である、と生方は考えます。
では、宿曜占星術でみると、どんなことが見えてくるでしょうか？
7人のうち、房宿生まれがふたりいます。
房宿は、古来から吉祥の宿と言われており、努力をすれば努力しただけの成果と収入を得ることができる本命宿です。
房宿は、和善宿に属しており、柔軟で温厚、しかも聡明で知的好奇心が強く、学問を好みます。
人間関係から引き立てられたり、人柄の良さから大きな成功へとつながる人が多い本命宿のひとつです。
鬼宿と婁宿は、急速宿に属しており、直感的な行動を得意とし、自分ひとりで我が道を行くタイプが多い本命宿です。
そして、「27の本命宿を人数でランキング！最も強い本命宿は？」をみるとわかりますが、
- 室宿 270
- 心宿 259
- 婁宿 255
- 房宿 252
- 亢宿 251
- 虚宿 248
- 氐宿 246
- 危宿・鬼宿・参宿 243
- 星宿 241
- 胃宿 240
- 畢宿 239
- 翼宿 237
- 女宿 236
- 井宿 235
- 壁宿 227
- 軫宿 222
- 奎宿 220
- 張宿 219
- 昴宿 218
- 觜宿 218
- 角宿 215
- 斗宿 214
- 尾宿 213
- 柳宿 206
- 箕宿 196
婁宿、房宿、虚宿、鬼宿は、ベストテン入りする本命宿なのです。
張宿生まれのイーロン・マスクや、斗宿生まれのラリー・ペイジは、ランキングでは下位になります。
下位にある本命宿は、それぞれ強い個性を発揮できる本命宿が多いといえます。
どちらかといえば、内向的というよりも外向的なのかもしれません。
外向型より内向型が成功しやすいのか？
占い師・生方は、内向型も外向型も、どちらも成功する可能性を秘めていると考えています。
性格や性質には「重なり」があり、それが個性となって輝くこともあれば、逆に運気を下げる資質となってしまうことがあると考えるからです。
以前、「なぜイケメン俳優には二黒土星生まれが多いのか？」という記事を書きましたが、これは俳優業にとって、柔軟性があって受け身の二黒土星生まれの性質が合っているからだろう、と思います。
生まれ持った性格や性質はどのように形作られるのか？といえば、まずは生年月日です。
生方は、九星気学と宿曜占星術を使いますが、これによって大まかな性格や特徴がわかります。
最後の決め手は姓名です。
言霊なので、姓名はとても重要です。
これらを占い師的に分析して、その人物の美点や、注意したい点などについて解説していきます。
たとえば、次のような人物がいたとしましょう。
九星気学では、気持ちと行動が一致しない、気持ちと行動が乖離しているタイプ。
宿曜占星術では、頑固で、自分の考えに固執するタイプ。
姓名では、我欲を最優先し、それを達成しようとするタイプ。
それぞれの占術で、重なりがある性質は強まり、重なりがない性質は薄まります。
上記のような性質をもっている人物は、あくまで仮定ですが、ある日突然、何かをやり始めます。
周囲が止めても、聞く耳を持ちません。
普段は気弱な態度をとりがちなので、周囲は驚くしかないのです。
このように書くと、なにか良くない事例（犯罪的）と感じるかもしれません。
しかし、このような性質の持ち主だとしても、成功者になり得ると生方は考えます。
なぜなら、成功者とは、自分のことを謙虚に、第三者の視点で眺め、分析し、弱点を美点に変えることができる人物だと思うからです。
良くない性質がどんなに強くとも、自覚してさえいれば、なんとかなります。
たとえば、悪気もないのに、ついつい悪口が出てしまうという人は、頭に浮かんだときに3秒か5秒、我慢するのです。
ほんの少し時間をとるだけで、言ってもよいかどうか、瞬時に判断できるでしょう。
占いは、自己分析のツールであり、自分を客観視するための方法なのです。
そして、自分の弱点を理解できれば、成功にむかって一歩前進したも同然です。
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