1661年は六白金星中宮年で、七赤金星は北西にあり、実をつけるときです。

七赤金星の定位には八白土星が回座し、変化変動の暗示があります。

アイザック・ニュートンは、講師の小間使いをする代わりに、授業料や食費を免除されるという「サイザー（sizar）」という身分で、トリニティ・カレッジに入学します。

1665年は二黒土星中宮年で、七赤金星は北にあり、本厄です。

七赤金星の定位には四緑木星が回座し、知名度アップの暗示があります。

アイザック・ニュートンは、アイザック・バローに見いだされ、1664年に「スカラー（＝奨学金が支給される学生）」となります。

さらに1665年には学位を授与されます。

また、万有引力、二項級数、対数の無限級数を発見します。

1667年は九紫火星中宮年で、七赤金星は東に出て、運気は上昇に転じます。

七赤金星の定位には二黒土星が回座し、受け身の暗示があります。

アイザック・ニュートンは、ケンブリッジ大学のフェローとなり、研究費を支給されるようになります。

『無限級数の解析（De Analysi per Aequationes Numeri Terminorum Infinitas）』を書き、論文『流率の級数について（De methodis serierum et fluxionum）』を発表します。

アイザック・ニュートンは微分積分法について、ライプニッツより早く発見していたと主張し、25年も法廷闘争を行うことになります。

自己顕示欲が強く、軽く見られることを嫌う七赤金星生まれのアイザック・ニュートンと、シロクロつけないと気がすまない三碧木星生まれのゴットフリート・ライプニッツですから、法廷闘争が長期間になったのも、うなづけます。

1669年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。

七赤金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目をあつめる暗示があります。

アイザック・ニュートンは、ケンブリッジ大学のルーカス教授職にします。

ルーカス教授職となり、時間的な余裕もできたことから、『光学』『自然哲学の数学的諸原理』の執筆をはじめ、刊行するようになります。

1686年は八白土星中宮年で、七赤金星は東南にあり、運気は旺盛です。

七赤金星の定位には一白水星が回座し、困難な状況に陥る暗示があります。

アイザック・ニュートンは、ジェームズ2世がケンブリッジ大学に対して干渉してくると、法廷審理に大学側の全権代表グループの一員として参加すると、王の干渉をはねのける発言をします。

1699年は四緑木星中宮年で、七赤金星は北東にあり、変化変動です。

七赤金星の定位には六白金星が回座し、目上のサポートがある暗示があります。

アイザック・ニュートンは、王立造幣局長官に就任すると、通貨偽造人の逮捕にはじまり、汚職を洗い出し、処罰する方針を打ち出します。

ニュートン在職中は、偽金造りが激減します。

1705年は七赤金星中宮年で、花が咲くときです。

七赤金星の定位には九紫火星が回座し、良くも悪くも注目される暗示があります。

アイザック・ニュートンは、自然哲学（自然科学）の業績で、ナイトの称号が贈られます。