徳川家康と豊臣秀吉の関係は?
こんにちは、生方吉子(うぶかたよしこ)です。
大河ドラマ『どうする家康』での豊臣秀吉は、ムロツヨシさんが演じていますが、そこはかとなく漂うしたたかさが不気味です。
豊臣秀吉は、徳川家康よりも6歳年長で、足利義昭と同じ四緑木星生まれでした。
「機を見るに敏」という印象がある豊臣秀吉と徳川家康とは、どんな関係だったのでしょうか。
調べてみました。
徳川家康と豊臣秀吉を九星気学でみると?
■徳川家康(7-8-4)
徳川家康は、天文11年12月26日(1543年1月31日)生まれ。
本命星:七赤金星
月命星:八白土星
傾斜宮:四緑木星
徳川家康は、本命星の七赤金星に月命星の八白土星からエネルギーが流れている相生の関係です。
しかし、傾斜宮の四緑木星が、本命星の七赤金星から剋され、月命星の八白土星が四緑木星から剋されている相剋の関係も持っています。
心の中は、理性と本能が相争うため、複雑な精神構造になりやすいといえます。
七赤金星は、周囲の人を楽しませることが好きで、目立ちたがり屋が多い星であり、物事を斜めに見る視点を備えており、その発言は、多方面に影響を与える傾向があります。
八白土星はプライドと努力の星ですから、精進したいという気持ちが行動となってあらわれるタイプです。
また、目的遂行能力が高いという性質を持っています。
四緑木星は、コミュニケーション能力の高さ、とくに相手の顔色をうかがうことにかけては九星のなかで最も敏感です。
徳川家康は、幼いころから織田家や今川家の人質であったので、周囲の人たちの言動を読む能力が自然と発達したと思われますが、その能力は、直感的な四緑木星を持っていたために、さらに磨かれたのではないでしょうか。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【七赤金星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
■豊臣秀吉(4-7-2)
豊臣秀吉は、天文6年2月6日(1537年3月17日)生まれと伝わっています。
本命星:四緑木星
月命星:七赤金星
傾斜宮:二黒土星
豊臣秀吉は、本命星の四緑木星と月命星の七赤金星は、金剋木(金属は木を切り倒す)という相剋の関係にあります。
精神が行動を剋しているので、行動に移す前に悩み、迷うタイプですが、隠れた性格である二黒土星は、月命星の七赤金星にエネルギーを与えているため、気持ち的には固まっていることが多いようです。
四緑木星生まれは、義侠心が厚く、人の気持ちを読み取ることが上手ですが、取り越し苦労が多く、移り気な面があります。
しかし、自分が信じることを主張するときには、強気で交渉事をまとめるようなネゴシエーターの一面も。
七赤金星は、カンが鋭く、批判力がありますが、明るく楽しい性質を持っているので、良くも悪くも大きな影響力を持っています。
この星回りは、四緑木星のコミュニケーション能力と、七赤金星の、自分に有利なように周囲を説得する力が、大きな武器となります。
九星気学で性格や運気を知りたい方は、「九星気学 本命星・月命星・傾斜宮でみる運勢 歴史上の人物と著名人」をお読みになってください。
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⇒ 【四緑木星】最も運気が強いのは?本命星・月命星・傾斜宮の組合せは?
徳川家康と豊臣秀吉の相性を九星気学でみると?
徳川家康と豊臣秀吉のもつ九星を、五行に置き換えてみました。
徳川家康と豊臣秀吉は、金剋木(金は木を切り倒す)という相剋の関係です。
しかし、徳川家康の本命星の七赤金星が豊臣秀吉の月命星であり、豊臣秀吉の本命星の四緑木星が徳川家康の傾斜宮なので、お互いに理解し合える関係であり、また自分と同じように考える人がいると認めあっていたと思われます。
徳川家康と織田信長は、持っている九星がすべて同じなので、かなりの似た者同士ですが、豊臣秀吉と徳川家康は少し違いがあります。
豊臣秀吉の傾斜宮(直感・本音)は二黒土星なので、基本的に受け身であり、忍耐強く待つことができる星です。
同じ土の性に属しているとはいえ、徳川家康の月命星の八白土星とは、根本的に違います。
八白土星は目的を遂行するために努力する星なのですが、プライドが高いので、二黒土星のように裏方に回ることがなかなかできません。
また、豊臣秀吉は、直感的に思いついたことを実践計画として作り上げたとしても、それを提案するかどうかは周囲のムードで判断する、いわゆる空気を読むタイプ。
徳川家康は、「すべきことはやらねばならぬ」とすすめていくのですが、本人は空気を読んでいるようで、実はそうでもないというタイプ。
家康は、秀吉に助けられることも多かったのではないでしょうか。
徳川家康と豊臣秀吉を宿曜占星術でみると?
■徳川家康【女宿】
宿曜占星術では、徳川家康は女宿の生まれです。
女宿は、公の仕事につくと、善悪・吉凶を正しく判断して、国を栄えさせるという本命宿です。
徳川家康が、徳川幕府をつくり、現代まで続く日本の原型を作った人物なのは、女宿生まれで官僚的な性格を持っていたからかもしれません。
また、自分の願望を達成するためには容赦がなく、意外な策略を弄したり、思い切った態度に出たりします。
しかし、二十七宿のなかで、もっとも複雑でわかりにくいのも女宿さんです。
徳川家康は、水曜生まれの女宿さんなので、人に調子を合わせることが上手で、相手の本心を見抜く力があります。
一途で陽気なところがありますが、弁が立つので言葉で失敗しやすいようです。
また、水難にあいやすい暗示があります。
女宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「女宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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■豊臣秀吉【参宿】
宿曜占星術では、豊臣秀吉は参宿の生まれです。
参宿は、好奇心が強く、よく働く本命宿です。
くよくよすることがなく、古い伝統や格式にはこだわらず、さらに自分より目上の人の懐にはいるのが上手。
まさに豊臣秀吉らしい本命宿です。
また、財運があり、親や他人から財産を譲り受けるという運勢を持っています。
参宿さんは革新者なのですが、独善的になりやすい傾向があります。
独善的になると相対的に運気が下がる傾向があるので、太閤と呼ばれてからの秀吉には幸運よりも凶運が訪れやすくなっていたのかもしれません。
豊臣秀吉は、土曜生まれの参宿さんなので、口には出さず、いかに人を倒すかを常に考えているようなタイプです。
参宿さんの性格や運気、相性をもっと知りたい方は「参宿: 宿曜占星術と九星気学・姓名でみる運気」をお読みになってください。
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徳川家康と豊臣秀吉の相性を宿曜占星術でみると?
女宿の徳川家康と、参宿の豊臣秀吉は、【友・衰】の関係です。
【友・衰】の関係とは、一定の期間は、良い関係を構築できますが、いずれは別れてしまいます。
しかし、別れても恨むようなことにはなりません。
自由を求める参宿は、自然と仲間を組織化しますので、女宿にとって、ありがたい友人となります。
しかし、女宿の徳川家康が、豊臣秀吉をコントロールできるわけではありません。
参宿の豊臣秀吉にとって、女宿の徳川家康は相談相手として良いタイプです。
まとめ
豊臣秀吉とまったく同じ九星の星回り(4-7-2)で、参宿生まれは、生方の手元にある7600人以上のデータのなかで、豊臣秀吉を含めて7人です。
同い年の足利義昭、アカデミー賞監督のミヒャエル・ハネケ、競歩の鈴木雄介選手、松下洸平さんや今野浩喜さんといった芸能人、テロリストのザキウル・レフマン・ラクヴィなどがいます。
興味深いのはなんといっても足利義昭です。
自分の地位が確立するまでは、織田信長に対して下手に出ていたのに、将軍として力を持つようになると勝手に振る舞うようになります。
これは、豊臣秀吉が天下人となってからは、どんどん独善的になっていったことと重なります。
同じ丁酉生まれですから、豊臣秀吉と足利義昭は、性格がよく似ていたのかもしれません。
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